9月が近いと言うのに、暑さはなかなか収まりません。
ひと雨、夕立があればと思うのですが 遠くで響く 雷鳴のみです。
やっと雀の涙ほどの夕立があり、東南の空に 1/4ほどの虹がかかっています。天からのせめてのプレゼントでしょうか。
このような日が、二日続きました。少し心が和みました。
花材 ・クルクマ ・リンドウ
花器 ・ブルー器
9月が近いと言うのに、暑さはなかなか収まりません。
ひと雨、夕立があればと思うのですが 遠くで響く 雷鳴のみです。
やっと雀の涙ほどの夕立があり、東南の空に 1/4ほどの虹がかかっています。天からのせめてのプレゼントでしょうか。
このような日が、二日続きました。少し心が和みました。
花材 ・クルクマ ・リンドウ
花器 ・ブルー器
猛暑が続くこの数週間、外気温と相談しながらの 青空太極拳の開催です。
市民広場は周りをかなり幅ひろい回廊に囲まれていて 山風・海風が涼しい環境です。
広場の周りを囲む、高層ビルのガラスには真夏の青空や 変化する雲の様子が映り込んでいます。
特にビルの谷間から湧き上がってくる入道雲は 太極拳の休憩時に皆で見上げて そのエネルギーを貰います。
自然の中に、心身を解き放つ太極拳には この広場の風や光、雲は素晴らしい場所です。
花材 ・モンステラ ・オリエンタルリリー ・ドラセナ ・カーネーション
花器 ・砥部焼 染付花器
今が旬らしいオランダから輸入の大量のパプリカが、スーパーの野菜売り場を明るく彩っています。
20年近く前、イタリア旅行の際 デリカテッセンの店のウインドウの中に 艶艶のパプリカの一品が並んでいるのを見て 食欲をそそられましたが きっと香料が強いだろうな・・と諦めました。
その後、新聞の料理欄でこの料理が「ペペロナータ」と言うイタリア料理の 代表的な一種だと知り 作ってみました。
調理法は至って簡単、オーブン・トースターで表面が黒くなるまで素焼きし 熱いうちに皮を剥いてオリーブ・オイルに塩・胡椒とタイムで作った調味液に漬ければ出来上がり。
焼くことでパプリカの甘みも凝縮され、夏バテに有効そうな一品です。
花材 ・バプリカ ・コンパクタベリー ・オリーブの葉
花器 ・フランス製 手編み篭
体温を越えるほどの暑さが、日本各地を襲いコロナの感染もなかなか終息を見ない日々、夏の祭りや行事のほとんどが 取りやめになったこの夏は かつて経験した事のない時を過ごしています。
恒例の五山の送り火も初めて中止になった様です。
まだ暑い日であっても この送り火のニュースはやがて来る秋の気配を感じさせる行事ですが この夏は季節感も薄れてしまうような寂しい夏です。
せめて我が家ではと、お盆に迎え火・送り火をして亡き人々を偲びました。送り火の揺らぐ炎を見つめながら 送られる人々の数が 送る人の数より遥かに多くなったと思いました。
花材 ・けいとう ・コンパクタベリー ・マトリカリヤ
花器 ・ガラス花器
我が家の玄関の壁を飾っている一枚の絵、謎めいた女性が異国情緒をたたえて描かれています。昨年末に亡くなられた、石阪春生先生の小さな作品です。
秀でた智的な額、小さいけれど しっかりとした鼻 そして特徴的な情感たっぷりの口元。
先生が描かれる女性の顔の特徴が しっかりと描かれた作品です。
強い意志が感じられる その瞳の先には何が見えているのでしょうか・・作者が人生の中で見つめて 感じられたいろいろなことを事を この女性に託されているのでしょうか。
眺めるほどに、いろいろな物語を感じる作品です。
花材 ・オリエンタルリリー ・リンドウ ・スターチス ・カスピヤ ・クッカバラ
花器 ・織部焼 創作花器