一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2103- 朧月夜 ?

2021-03-30 | 生け花

  昨夜は、満月に使い朧月が 春の宵らしい空気中に ぽっかりと浮かんでいました。

でも、今日の日中は黄砂がかなり この街全体覆っていたことを思い出しました。

 折角、ロマンチックな朧月と思っていたのに春霞ではなく黄砂の中に 朧げに浮かんでいた 満月だったのでは ?

真実に気が付かない方が、幸せだったのかも知れません。

 

 明日辺りまで黄砂は、日本全土まで覆うでしょう・・と言う予報。

 

 花材 ・白椿 ・こでまり

 花器 ・有田焼 青磁壺

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2103- 花かすみ

2021-03-27 | 生け花

 今年は各地、桜の開花が早く当地では 他の地域からかなり遅れての開花となりました。

マンションの敷地内も、近くの公園にもいろいろな種類の桜が 人々の目を楽しませてくれています。

 

 昨年の桜は、妹との別れの後の開花だったので その桜色も薄墨色に感じてしまいましたが

青空に映える今年の桜は 笑顔の彼女との楽しい思い出と共に  艶やかな姿を見せてくれています。

 

 花材 ・桜 ・コデマリ ・ダリア ・スイートピー

 花器 ・アンティーク鎌倉彫 手あぶり 掛花 青磁 掛花器

 

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2103- 佳き日

2021-03-27 | 生け花

 東京に住む兄から、満開の桜の写真と共に 車椅子を押す写真が メールで送られて来ました。

リハビリに通っている所で知り合った人と、桜を見に行ったとのこと。

 高齢になってからの出会いで、心通わす人との 楽しい時間を持っている兄は 幸せだと思います。

コロナ禍の中で、心温まる話です。

 これから先も、桜の花を愛でる日が続くことを祈ります。

 

 花材 ・コデマリ ・桜 ・ダリア ・スイートピー ・モンステラ 

 花器 ・線紋花器

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2103- 3月 想花講座

2021-03-25 | 生け花

 お稽古の日、花屋さんが届けてくれたのは 色とりどりの 春の花材でした。

この秋に予定している、グループ展を見据えてのお稽古は 月を追う毎に熱気を帯びてきました。

始めて、作家ものの大きな花器を使った作品は あまりに器と対峙し過ぎて 生け上がった花に 固さを感じるものになりました。

 花材、花器、生け手の間には、和やかな対話が必要なのかも知れません。

 

奈良の古い神社の、美しい景色を見て来た人は 作品にその印象が反映されたのか 水盤に湛えられた水と花材の調和をうまく捉えて 生け花の原点を見るようでした。

 

 花材 ・桜 ・コデマリ ・ダリヤ ・スイートピー ・モンステラ

 

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2103- ベランダにも春

2021-03-23 | 生け花

 数年前、岡山の知人からカスケードに仕立てた蘭の鉢を頂きました。その後、毎年爽やかなグリーンの花を 咲かせてくれていました。

神戸への転居の際、この一鉢を持ってきましたが ベランダの潮風が気に入らなかったのか 昨年は花芽を見ることなく終わりました。

 嬉しい事に、今年は大きな蕾が二つ付いてくれました、すっかり潮風にも慣れたのでしょう。

小さなポットに入れられ 売られていた 卯の花も今年は小さな白い蕾を沢山つけて春の到来を告げています。

 ベランダは狭い緑の空間ですか、心和みます。

 

 花材 ・シンビジウム ・卯の花

 花器 ・掛花器 窯元不明?

 

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