一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2111- 散り敷くもみじ葉

2021-11-18 | 生け花

 薄紅葉から始まって、彩を増して行くもみじ葉に 忙しい日々の心を癒されていましたが 樹の下を通ると散り敷いたもみじ葉が 次の季節を予感させます。

今年一年の、様々な出来事が過ります。

 

 花材 ・トルコ桔梗 ・桔梗蘭 ・山帰来

 花器 ・朝鮮唐津 掛花器

 


2111- いけばな展「一花一葉」に向けての準備

2021-11-17 | 生け花

 いよいよ一週間後に開催の グループ展の準備の為 今月二度目の想花講座となりました。

花屋さんの配慮で、花展にいける主材を稽古用に配達してもらいました。

 

 会場のしつらえ含めて、掛花もいれた4点づつ 作品を生けて貰いました。

いつにも増して、熱の入ったお稽古でした。

 本番も、伸びやかに楽しく生けて貰いたいですね。

コロナの影響で、花の流通や 生産者の廃業など 今までにない条件での開催になりますが 皆さんの協力で秋の終わりを惜しむ 心温まる 花展となりますように・


2111- 一日一楽

2021-11-15 | 生け花

 秋晴れの日曜日、太極拳青空教室の仲間と 岡山後楽園外苑の岡山教室の野外練習参加のため 有志6名で出掛けることになりました。

朝9時、ポートライナーの最寄り駅に集合となり 足取りも軽く出かけました。

 駅に着いて見ると何やら賑やかな人の輪、 そこにはグループで揃えたTシャツを旗に仕立てた見送りの人。ひらひらと はためくTSUBASA とプリントされた Tシャツにびっくり、そして大爆笑。

 今日は 出席出来ない メンバーの一人の 飛びっきりの見送りのプレゼントでした。

岡山の仲間との交流も楽しく、6人の熟女たちは秋の一日を楽しみました。

 見送ってくれたアイデア・ウーマンの「一日一回は、楽しいことをするのよ」と言う言葉に どんな格言にも勝ると思いました。

お見送り、ありがとう。

 

 花材 ・カーネーション ・ピンポン菊 ・山帰来 ・カスミソウ

 花器 ・緋襷 備前焼 鎬手器

 


2111- 忙中閑あり

2021-11-12 | 生け花

 10月末から11月にかけては、コロナからの開放感もありタイトな スケジュールの中で過ごしてきました。

忙しいと言うのは、心を失うこと・・と思い  日常から離れて「兵庫の民族芸能祭」を兵庫県文化芸術センター へ観に行きました。

 兵庫五国の祭りと城廻りをテーマに、それぞれの保存会の人達の力強い又 心のこもった演舞に 私の心はひと時 現実を離れタイムトンネルの向こうへ運ばれました。

 70才を過ぎ 住み慣れた地から、神戸を終の棲家と決めたことで その地の歴史や習慣風俗を少しでも知りたいと チケットを購入したのです。

今現在の兵庫ではなく、いにしえの兵庫を多少なりとも知る事が出来 この地を選んだことが間違いなかったと思いました。

 

  花材 ・菊 ・雪柳 ・山帰来 ・蘭(アランセラ)

       花器 ・丹波焼 


2111- 錦 秋

2021-11-01 | 生け花

 秋の訪れも駆け足となり、紅葉前線は日本列島を南下し始めました。

山は山頂から裾野へとその色を紅葉に変えて行きます。

 やがて訪れる、冬枯れの前の 自然のパフォーマンスでしょう。

暖かい色に包まれた景色に、ひととき 心が和みます。

 

 花材 ・雪柳 ・菊 ・透かし百合 ・山帰来

 花器 ・黄交趾器