1902- 早春の旧居留地 散策

　朝から2月とは思えない暖かさで、夫と港近くの居留地へ出かけました。海からの風も、さほど冷たく感じられず街行く人々も かなり軽装です。
旧居留地に並ぶ、ブランドの店のショーウインドーは もう春から初夏を思わせるディスプレイです。
　ハンギングのフラワーポットや、道路に置かれた花壇には 春の花が沢山　植え込まれていました。
最後に立ち寄った、お気に入りのスポーツウェア店で これからの季節にびったりの 日よけのカラフルな帽子と 着心地の良さそうな 綿麻混紡のパンツを購入しました。
　心は既に、春の気分です。

　花材　・こでまり　・ガーベラ　・菜の花　・モンステラ
　花器　・織部焼 創作花器

1902- 水曜日の野菜屋さん

　オフィスビルやホテル・展示場・マンション群の建ち並ぶ、私の住む街の広場へ毎週水曜日 軽トラックで県北から旬の有機野菜が届きます。
若い元気な笑顔の女性が提供してくれる、今回の野菜はブロッコリー・菜の花・高菜・ネギ・などなど この中の高菜は茹でて灰汁を抜き 油揚げなどと炒め煮にすると最高です。
　その瑞々しい色や香りを、調理前にテーブルに飾ってみました。

　花材　・高菜・菜の花
　花器　・チェコ・クリスタル・カットガラス

1902- 神戸、2月想花講座

　新しいメンバーが一人加わって、2月のお稽古をしました。
春の花々の精気が皆の顔をほころばせ、楽しいお稽古の時間でした。
　
　花材　・桃の花　・こでまり　・アイリス　・菜の花　・ガーベラ　・モンステラ　・麦の穂

　Iさん作品　・・いつもの直立体のすっきりした花形から、今回は横体花形に挑戦され 一層華やかさを増した作品となりました。
　



　Rさん作品　・・今回で二回目のお稽古でした。趣味にインド舞踊をされている方で、これから どの様な花の美しさを表現されるのか楽しみです。




　Sさんの作品　・・大らかさが大いに発揮された、気持ちの良い作品 もう、春爛漫

1902- 琴の音

　まだまだ冬のコートは手放せませんが、日中の陽の暖かさは 春がすぐそこに来ている事を感じさせます。
昨日、お花屋さんが届けてくれた お稽古花を私も生けて見ました。
　肩上げのある 舞妓さんの絵の隣に飾りました。
春，真近な路地の奥から 少女が弾く琴の「春の調べ」が聴こえてきそうな気がします。

　花材　・桃の花　・こでまり　・アイリス　・菜の花
　花器　・アンテーク 竹籠

1902- 過ぎ行く季

　 昨年末から咲き続けた 胡蝶侘助がほとんど残花となり 今の庭の主役は 梅の花となりました。
この梅は、この家を購入した時　兄からお祝いに贈られたもので４０数年間咲き続けて 春の訪れを告げてきました。
　近づくと、とても香しい香りに満ちています。
　
　花材　・梅　・胡蝶侘助　
　花器　・備前焼　壺