今年も終わりに近付き、気忙しい時となりました。お正月用品の買い物に、出かける前に 新しく開店したホテルで催される ジャズライブに誘われました。忙しい時の、コーヒーブレイクと言う気持ちで 楽しんでまいりました。初めて聞く尺八とピアノのセッション、かなり日本語が流暢な二人のアメリカ人、曲目も、スタンダードナンバー・日本民謡・オリジナルと幅広く、美しく艶やかで正確な響きのピアノと 尺八の枯れた揺らぎ音が 不思議とマッチして気分一新、下町の商店街へと買い物に出かけました。
花材 ・オリエンタルリリー ・かすみ草 ・大王松 ・秋アジサイ ・加工花材
花器 ・クリスタルガラス器
白基調のしゃれたインテリアの式場で、花嫁さんは才色兼備の優しそうな方 甥の大きな体は喜びで ますます大きく感じられました。家族、親せき、友人たちに祝福されて 本当におめでとう。今年の最後を、締めくくるおめでたい出来事、 出席の人々の来年の希望となりました。
花材 ・ガーベラ ・バラ ・かすみ草 ・オリエンタルリリー ・玉しだ ・加工花材 ・雀うり(新郎のお母さんが、庭で育てたもの)
花器 ・銀色アンティーク器
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年末年始の、男の子の遊びが凧上げだった頃 私も兄や近所の男の子に交じって 遊んだ思い出があります。田おこしが 終わっていない田圃に 稲の株が残っていて、足元を気にしながらも 楽しい遊びでした。先日、知り合いのギャラリーで 絵凧の展示販売がありました。この岡山在住の 凧の作家さんの作品は、歌舞伎役者・昔話を題材にした土俗的なものなどもありましたが、このすっきり凛々しい様子の良い「那須与一」が気に入りお正月飾りに求めてきました。
花材 ・南天 ・小菊 ・スターチス ・しゅろ(銀色)
花器 ・織部花器
今日はクリスマス・イブ、この時期になると子供の頃の事を思い出します。母方はほとんどがカトリック信者で、母も " マリア " と言うクリスチャン・ネームを持つ人でした。当然、叔父の家もクリスチャンなので この時期に行くと 当時としては珍しいクリスマス・ツリーが飾られ、私と同い年の一人娘の従妹が 沢山もらったプレゼントの中から お裾分けしてくれるのがとても嬉しかったものです。我が家には、どうしてクリスマスが無いのだろうと 寂しい思いをしました。今は宗旨に関係なく、沢山のプレゼントに囲まれて クリスマスを楽しむ子供たちは幸せですね。
父亡きあと ( 父は仏教徒でしたから )、実家の部屋の一隅にマリア像が飾られ キリスト教解禁になった様で、母の宗教心も伸び伸びと復活した様でした。母は「神も仏も、天上では同じ場所におらすと。(長崎弁でいらっしゃるの意味) 」とおおらかに言っておりました。
花材 ・オリエンタルリリー ・山帰来 ・ヒイラギ
花器 ・ガラス花器
今夜の楽士は「スノーマン」
街のイルミネーションはクリスマス一色。マンションからの夜景は、華やかで美しい。私も、小さなリースと 街で見つけた姉、弟 ? の天使を飾って静かにクリスマスを迎えます。コチコチと時を刻む、時計の音の向こうに クリスマス・キャロルが聞こえそうな夜です。
花材 ・秋アジサイ ・オオニソガラム ・クリスマスブッシュ ・かすみ草 ・玉しだ
花器 ・アンテーク銅製器