2年ほど前からご縁があって、網干の龍門寺へ年に数回太通老師様 始めお寺の修行僧の方達と太極拳を舞う機会を頂いています。
延命十句観音経を知り、その解釈をお願いした時 禅宗の中の臨済宗での解釈は、死の世界についてお話を副住職さんから聞くことが出来ました。死と言う事は誰でも関心の深いことです。
死については恐怖・恐れの念が先ず頭に浮かびます。でも、臨済宗の教えでは死は心安らぐ 故郷に帰るようなもので 心静かに晴れやかな気分で迎える事が大事です。又お経を毎日唱える人であっても、そうでない人も死は平等にやってきます。それが何時であるのかも分からない。
私の結論としては、日々起こる事柄を受け入れて、ひと時、ひと時を大事に過ごす事なのだと思いました。少しでもその様な心境に近づけたら幸せですが・・・。
大変興味深くお話を聞きました。
花材 ・野じきく ・野牡丹 ・キゥイの蔓
花器 ・絵唐津 徳利