一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2109- 燕は 六羽

2021-08-31 | 生け花

 北野坂の骨董屋さんに、探して貰っていた古い欄間が 入荷したとの知らせ、早速出掛けて見る事にしました。

あまり古風な、松竹梅の柄でない希望に近い 杉の板目も美しいもので 表裏に各三羽づつ 飛び交う燕がレリーフ風にあしらわれた物でした。

 透かし彫りではないものの、マンションの小さな和室の一隅にその古風さの程度が 良くマッチしました。

 

 夫と踏み台を使っての取り付けは、合計年齢 160才余の二人での作業は 試行錯誤の末に完成しました。

取付け作業の後、コーヒーを飲みながら見上げる欄間は我が家の建具としてすっかり収まっています。

 半世紀前に作られた家庭は、どの様な家を飾り どの様な人達を見下ろしながら 長い時を過ごしたのでしょうか。

骨董を生活の中で使う、楽しみの一つです。

 

 花材 ・紅葵 ・リンドウ ・山吹小枝

 花器 ・洗馬焼 建水

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2108- 坂の途中のフランス雑貨店と絨毯のお店

2021-08-28 | 生け花

 二つの店は、北野坂やハンター坂界隈を歩く時 必ず立ち寄るポイントです。

それぞれ、異国の香りが一杯のこの店の店主はフランス人と 中近東の人(国名が不明)で どちらも奥さんは日本人です。

 かなり流暢な日本語で、神戸に住み始めて日の浅い私達よりも ディープな神戸の話を聞くことが出来ます。

 

 この度は、シェラザードと言う絨毯屋さんのオーナーの話はとても興味深く聞きました。

国や地方・時代によって その織り方や染色の方法の違い、美術館で見る以上のコレクションは目を見張る物の数々でした。

 その中で、グレー・黒・ベージュなど自然の山羊の毛で織られた一品の手触りや、微妙な色使いが印象に残りました。

 暑い日でしたが、楽しい街歩きでした。

 

 花材 ・紅葵 ・リンドウ ・けいとう ・タマシダ

 花器 ・有田焼 青白磁花器

 フランス雑貨の店

  アンテイーク絨毯

 

 

 アンティーク絨毯 藍染

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2108- 8月 想花講座 複体の花

2021-08-28 | 生け花

 今月の花材は、秋の色彩豊かな紅葵・リンドウ・けいとう でした。

花展などに活けるボリューム感を持たせた花にする方法として、二つ以上の花器を使って 一つの作品に仕上げることがあります。

 活け方のポイントとしては、一つ一つの花も 作品として完成させ 二つを合わせた時 より美しく完成度の高い作品とすることです。

豊かな秋の訪れを、表現できたと思います。

 

 花材 ・紅葵 ・けいとう ・リンドウ ・タマシダ

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2108- 処 暑

2021-08-24 | 生け花

 天気予報の中に、処暑と言う言葉を聞きました。

二十四節気の中の処暑は八月二十三日頃で、暑さも峠を越して収まる頃らしい。

 日中は相変わらずの蒸し暑さですが、夏草の中に猫じゃらしの青い穂が頭を揺らし 公園の鬱蒼とした緑の中で ひぐらしの声を聞く頃となりました。

 

 花材 ・竜胆二種 ・鉄砲ユリ ・クルクマ ・オンシジウム 

 花器 ・白色 花瓶

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2108- 晩 夏

2021-08-18 | 生け花

 お盆の供養も終わり、小さな送り火でご先祖様を送りました。

京都五山の送り火も、昨年に続きこじんまりと行われたと 新聞紙面に報じられました。

 高校野球は、雨とコロナ禍に悩まされながら必死で続けられています。

 

 50年前に東京から岡山に転居した時、当時関東ではあまり見かけなかったオリーブの鉢植えを求めました。

瀬戸内海はオリーブが良く生育する土地だと知り、その後40年余り庭で育てて来ました。

 岡山・牛窓のオリーブ園には良くドライブに出かけ、瀬戸内の海をバックに 潮風に銀色の葉をなびかせ 秋には たわわな実を付けるオリーブの美しい風景を楽しみました。

 神戸への転居の際、鉢植えのオリーブの木を持ってきてベランダで育てていますが この地の潮風と乾燥した空気が気にっている様です。伸びすぎた葉をカットしていると大きな実が一つだけ付いていました。夏もそろそろ終盤に近付いたのでしょう。

 

 花材 ・オリーブの枝 ・アナベル ・小菊 ・ミニカーネーション

 花器 ・アンテーク フランス製土鍋

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