一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1411- 神戸マラソン

2014-11-30 | 生け花
 11月23日、神戸マラソンの朝は 素晴らしい晴天でした。1万8千人が神戸の市街地を走り抜け 舞子の折り返し点を通過 、ポートアイランドのゴールまで 帰って来るのを待ちました。真っ赤な神戸大橋を走り抜けて、なぎさ公園を海風を受けて足取りも軽く走る人 または、少しびっこを引きながら 懸命にゴールを目指している人々など・・・。

 見ていると、遠い昔 中学生だったころ福岡市の大濠公園半周のマラソンをした日の事を思い出しました。出発の時は、風がとても冷たく 校門にゴールした時は全身汗の体に寒風が心地よく達成感を感じた事を思い足します。
 今年のマラソンも完走率97パーセント以上との事で 頑張った方に盛大な拍手を贈りたいですね。IPS細胞でノーベル賞受賞の山中教授もフルマラソンで完走されたそうです。

 花材 ・ゆり ・スプレー菊 ・スイートピー ・紅づる ・デュカデンドロ
 花器 ・ガラス器



 ベランダから鳥瞰した ゴール付近

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141- 坂の上の 和文化サロン

2014-11-27 | 生け花
 私が いけばな講座を持っている和文化サロンが転居をして、そのお披露目会に夫と二人出席させていただきました。六甲の山に抱かれた閑静な住宅地の中の 神戸らしい佇まいの家でした。
 夕刻から集まったメンバーは、私達の子供や 孫の年代  それぞれの分野で活躍しているユニークな方々でした。
主催のご夫婦のオープンハートな そして心のこもったおもてなし メンバーの一人が釣った 80センチ位のブリの見事な解体ショー早速 、さしみ・シャブシャブ・あら炊き・兜煮 に舌つづみを打ちました。時の経つのも、年齢のギャツプも忘れて遅くまで 楽しく過ごしてしまいました。

 最近の若者は・・・と少し批判的な気持ちを持っていた 私の考えを 覆すに充分な 真っ直ぐで一生懸命のバイタリティ溢れた 生き方の若者達でした。
 紅葉の美しい季節の六甲から、播磨の海へ そして大海へ注ぐ 文化・経済の源流を見つけた様な 気がします。和文化サロンの、今後の発展を心から祈りつつ 遅い電車で家路に着きました。

 花材 ・スイートピー ・カサブランカ ・玉しだ
 花器 ・織部焼 変形花器


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1411- バロック音楽の夕べ

2014-11-26 | 生け花
 広場の紅葉が美しい兵庫県立芸術文化センターでの バロック音楽のコンサートへ行きました。新イタリア合奏団の演奏は、予想以上の素晴らしさで感動しました。
 チェンバロ・デオルボなどの古典楽器を加えた 一流アーティストの編成で それぞれの楽器の美しく 明るい音色を堪能しました。
 バロックとは「 いびつな真珠 」と言う意味で それまでのルネッサンス音楽の 均等感を破った 自由な感情表現、ゆらぎとが 私たちの心を解き放ってくれるのでしょうか。豊かな気持ちで 家路につきました。

 花材 ・ゆり ・スイートピー ・紅つる ・スプレー菊 ・デュカデンドロ
 花器 ・ブルーガラス花瓶





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1411- 落葉のように

2014-11-25 | 生け花
 庭の木々が、風が吹くたびに 大小の落葉を散らしていきます。枝からはなれて、すぐ下に舞い落ちるもの 風に乗って何処ともなく運ばれるもの。
 何に執着する様子も無く、 風の間に間に散り飛ぶ落葉 ・・ この様な自由な心で 一生 終えられたら幸せだなあ そのために、今出来る事は 目の前に与えられた時間を しっかり生きることでしょう。

 花材 ・こばん草 ・シンビジウム ・キノブラウン
 花器 ・ガラス器

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1411- 残 照

2014-11-22 | 生け花
  街路樹が沢山の落ち葉を散らし始め、家々の庭の紅葉・楓・その他紅葉も 色づいた葉を少し残すほどになりました。
でも、それらの紅葉は命の最後を 飾るかの様に鮮やかに 静かに染まっています。寒い冬の、長い眠りにつく前のフィナーレでしょう。

 花材 ・ニシキギ ・シンビジウム ・キンカン
 花器 ・緋襷 備前花器 敷物稲藁 ※
 ※ 稲藁はさらさら優しい音と、ふんわりとした感触 そして大地の香り





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