一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2306- 大和路 紫陽花の寺

2023-06-28 | 生け花

 日帰りバスツアーに参加して、奈良の矢田寺と長谷寺に行きました。

梅雨の晴れ間の、30度近い気温は奈良が盆地であることを再認識しました。何方の寺も紫陽花の最盛期とあって 参道も境内も色とりどりの紫陽花の競演でした。

 この時期、森林公園や植物園など自然の中での紫陽花を見ることが多かったのですが 今回は飛鳥時代からの信仰の場とし 歴史を刻んだこの二つの寺を訪れました。

伽藍を彩る紫陽花の景色は見ごたえのあるものでした。

 長谷寺の本尊、十一面観音菩薩像も特別拝観出来 その10メートル近い立像は慈愛に満ちた眼差しで 見上げる者の心を和ませてくれます。

「大和は国のまほろば・・・」と古事記に記された大和の様子は 境内から見下ろす 今も変わらず美しく豊かに広がっていました。

 

 花材 ・とくさ ・オンシジウム ・アナベル

 花器 ・中国製 青磁水盤

コメント

2306- 青梅雨

2023-06-25 | 生け花

 テレビの天気予報を見ていて「青梅雨」と言う言葉を知りました。

日本の美意識の一つ、梅雨の頃の青葉の美しさを言い表した表現ですね。

 明日も雨、と言うニュースの天気予報も 心休まる気持ちになりました。

 

 花材 ・アナベル ・桔梗 ・ブルーベリーの枝 ・カンガルーポー

 花器 ・アンテーク竹籠

コメント

2306- 6月想花講座 水無月を生ける

2023-06-25 | 生け花

花材 ・アナベル ・ブルーベリーの枝 ・桔梗 ・カンガルーポー

 

コメント

2306- 梅酒

2023-06-11 | 生け花

 スーパーの野菜売り場に和歌山産の、粒ぞろいの青梅が並んでいます。

岡山に住んでいた頃、新築祝いに兄から贈られた紅白の2本の梅の木から毎年2キロ位 採れるようになり その頃から梅酒を漬ける習慣が出来ました。

 8-10年位保存した梅酒は、まことに芳醇な味と香りで 夏の食前酒に長年飲み続けてきました。

 夫婦とも80代を迎えて、この先何年位今の様な飲食が出来る日があるのかと思う時、今年は3キロの梅を漬けてマンション地下のロッカーに保管しました。

7-8年後にこの梅酒が私たちの食卓に載るのを願いながら・・・

 

 保存していた果実酒の中に、平成7年(1995)・・28年経った「サルナシ酒」と書いたラベルの物を見つけました。

炭酸で割って飲んでみると味わったことのない 馥郁とした味と香りでした。

 サルナシはいろいろな薬効のあるスーパーフードであることを知りました。

 

 花材 ・紫陽花 ・ギガンジウム ・アリアム ・ドラセナ

 花器 ・会津本郷焼宗像窯 ニシン鉢

コメント

2306-雨に映える花々

2023-06-11 | 生け花

 梅雨前線の影響で この時期らしい空模様の毎日です。

湿気をたっぷり含んだ緑の木々の中に 紫陽花の花が少しづつ色を深めてきました。

 鉢植えのアナベルも 爽やかな緑色から白に変わりながら そのボリュームを日に日に増しています。

夏つばきの白い花が満開と 言うニュースも報じられていました。

 

 花材 ・紫陽花 ・アリアム ・スプレーカーネーション ・ガーベラ ・テーブル椰子

 花器 ・津軽ガラス花瓶

コメント