一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1805- 雨の中の貴婦人

2018-05-31 | 生け花
 フラワーショツプで夏椿の枝が 売られていました。迷うことなく、一枝 求めて帰りました。
まん丸い白い蕾が、葉の間に並んでいる姿は 何とも清々しい感じです。
 二日間降り続く雨の中、庭にはアナベルと柏葉紫陽花が盛りを迎えています。
この時期に、木に咲く白い花々は 周りの緑の輝きの中で 気高く貴婦人の佇まいを見せています。

 ① 花材 ・柏葉紫陽花 ・鳴子ラン 
   花器 ・益子焼 花器 民芸籠

 ② 花材 ・夏椿 ・アナベル
   花器 ・創作花器







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1805- 梅雨入り 真近

2018-05-29 | 生け花
 庭の掃除をしていると、高知出身の牛乳配達のおじさんが 両手に配達の牛乳とヨーグルトを持ってきて「四国が、梅雨入りしたそうですよ!」とカーラジオの情報を伝えてくれました。
 故郷を離れている人にとって、やはり故郷の事は何時も気がかりなことなのだと思いました。
紫陽花が色づくまでの庭は、可憐な花々の競演です。
 岡山も 間もなく梅雨入りなのでしょう。

 花材 ・伊予みずき ・しもつけ草 
 花器 ・朝鮮唐津 掛花器























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1805- 帰路は終日 海の上

2018-05-27 | 生け花
 5月11日遅く 釜山港を出港して 帰路につきました。
翌5月12日朝、8時半ごろ関門海峡を通過し その後豊後水道を南下し 四国の佐田岬と高地沖を通り 大阪湾に入り神戸へと向かいました。

 この日は一日中海の上でした。夕方、西に沈む夕陽が旅の終わりを告げていました。
日常とかけ離れた八日間の高揚感と緊張に 平凡な日々の大切さを感じながら デッキから夕陽に色づいている 長い航跡を眺めていました。
 明日、朝6時頃には神戸港に帰港の予定です。楽しかった初めての船旅、沢山の思い出をありがとう。

 花材 ・紅葉木 ・ベニバナ ・柏葉紫陽花
 花器 ・信楽焼 深鉢





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1805- 釜山

2018-05-26 | 生け花
 昨夕、鹿児島を出港し5月11日昼頃 釜山に寄港しました。私たちにとって、この旅の釜山行が初めての韓国旅行です。オプショナルツアーを申込んでいたので、最初の目的地国立劇場での 民族音楽と伝統舞踊を鑑賞しました。

 真っ赤な衣装の、演奏者が奏でる曲は 雅楽の響きにそっくりです。次に訪れたのが、仏教寺院の梵魚寺(ぼんぎょじ)です。緑が美しい石段を登り詰めた処にある門の上に掲げられた お寺の名前が漢字で書かれていて釜山に来て初めて漢字を見ました。

 いろいろな問題を抱える、日本と韓国 近くて遠い国ですが やはりルーツはとても近いと感じました。お互いの文化・歴史・風土を理解し合うことが大切なのでしょう。

 花材 ・てっせん ・しもつけ草 ・鳴子ラン
 花器 備前焼 緋襷水盤 清水 政幸作





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1805- 食事とエクササイズ

2018-05-25 | 生け花
 船内には工場の様な、大きな厨房があり乗船者の食事を全て 賄っているそうです。
五つのダイニングに加え、イタリヤ料理・お寿司屋さん、デッキにはアイスクリーム・バーやピザ・グリル・ビユッフエ・レストランなどなど 飲食に関しては一日中食べることが出来ます。
 特に夕食は、いつも洋食のコース料理で かなり高カロリーのメニュー、過食気味の人々は船内にある スポーツデッキのマシンを使って 必死にトレーニングをしている人 ヨガ教室そして全長290メーターのプロムナード・デッキと呼ばれる 一周できるコースを グルグルと回ってジョギングしている人達。
 それでも摂取するカロリーが高い人が多いようで かなり立派なお腹をした人が 土俵入りの様に東西から歩いています。最近は日本人も肥満が増えていますが、まだまだ幕下クラスです。

 私たちも、いつもより過食気味でしたが 海を見ながらほぼ毎日デッキで太極拳をしましたし、船内散歩(実は、目的の場所へなかなか行きつけず迷い続けて長い廊下と階段を上下したり)を余儀なくされたお陰でそれ程の蓄積にはならなかった様です。

 花材 ・シャクヤク ・スターチス ・グラジオラス ・トルコ桔梗
 花器 ・赤色ガラス花器







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