一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1806- 観測史上 最速 ?

2018-06-30 | 生け花
関東地方の梅雨明けが 報じられました。
 本土での観測史上最速だ・・との事。これも、異常気象のせいでしょうか。
神戸では、数日の梅雨の晴れ間の後の 雷雨や突風 落ち着かない一日でした。
 今朝は、青空も見え 小鳥のさえずりに混じって 蝉の声も聞こえた様に思います。

 花を生け、遺影の前に水と香を炊くと伽羅の香りに心が落ち着きます。

 花材 ・房すぐり ・エリンジウム 
 花器 ・備前焼緋襷 芋徳利 (清水政幸作)



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1806- シルバー・パーティ

2018-06-28 | 生け花
 梅雨の晴れ間の佳き日、西から東から五人のシルバー・メンバーが神戸に集まりました。
 兄妹、私たち夫婦 そして古い友人です。夫々の環境の中で過ごした,70年以上の日々は 全員子供の頃の面影を残しながらも それなりの年輪を重ねています。
 顔を合わせた途端、一気にタイムスリップし 子供の頃や青春時代 仕事に熱中していた日々 そして全員現役引退の 現在の事に 話は尽きませんでした。
 そして、夕食に予約した和食の献立も美味しく その量も適当で楽しい時間を過ごしました。
 夫々の予定に合わせて、神戸を後にしましたが 又いつの日か この様な時間空間を持てると良いと思いました。

 花材 ・房すぐり ・ひまわり ・エリンジウム ・クッカバラ
 花器 ・アンティーク竹籠

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1806- 夏 至

2018-06-22 | 生け花
 夏至を過ぎ、今年のカレンダーも一年の約半分を過ぎました。
咲き初めは、楚々とした淡色の紫陽花も 日々色を増して妖艶なまでの赤紫色となりました。
 夏至のころの、茶室で愛でられる花 半夏生が 半日陰の庭にその不思議な形でひっそり咲いています。
これから日一日と、日は短くなりますが 雲の切れ間の太陽は既に真夏の輝きです。

 花材 ・アンスリウム 
 花器 ・朝鮮唐津 掛花器



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1806- 雨の音

2018-06-20 | 生け花
 今日一日の家事も終わり、入浴の時間になっても降り続いた雨は止みそうもありません。
我が家は、築45年の古い一軒家 浴槽も今風の足を延ばして入れる浴槽ではありません。膝を折り曲げて肩までの、たっぷりの湯船の中でまるで胎児の様なスタイルで入浴します。
 窓の外は、相変わらず絶え間ない雨の音 その間を縫うようにカエルの声が遠くで響いています。
ここに越した頃は、直ぐ近くまで田圃で そこのカエルの声に悩まされることもありましたが 今は宅地化が進み かなり南の方にしか田圃は無くなってしまいました。

 途絶える事のないかなりの雨音とカエルの声は、湯船の中で 今日一日の出来事を思い出したり 明日の事を頭の中でチェツクしたり・・・それにしても、この雨の中時々姿を見せるノラの黒い子猫は何処にいるのかと 思い巡らすこの時間の心地よいBGMです。

 花材 ・アナベル ・柏葉紫陽花 ・アガパンサス ・ホタルかや
 花器 ・信楽焼 長水盤



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1806- 夏の魚料理 堪能

2018-06-19 | 生け花
 久しぶりに妹が、神戸から遊びに来ました。
岡山の初夏の美味しい魚料理を食べに行くことになり 市内のいけす料理のお店を予約しました。
 はもの湯引きから始まり、この時期ならではの 包丁さばきも見事な魚料理が出されました。
「オコゼのお造り、カレイの唐揚げ、メバルの煮付け、はもの燻り」などなど・・どれも厳ついご面相のお魚でしたが 流石に新鮮な甘味のある献立でした。
 すっかり満腹の70代の3人は、これから始まる 夜の街の賑わいを後に 帰路につきました。

 花材 ・アガパンサス ・透かしユリ
 花器 ・ガラス花瓶・だち瓶











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