一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1810- 落ちた !

2018-10-30 | 生け花
 東京から岡山へ 一緒に転勤してきた Sご夫妻とは 長年慣れない岡山での生活を何かと 支えあってきました。
この度、共通の知人である山梨県のNさん宅へ旅行する計画をし 詳細を決めようと電話した処 何と奥方が脚立から落下し骨折し入院との事。
 甲斐路のもみじと、富士山の冠雪を楽しみにしていたのに 残念。

 取り合えず病院にお見舞いに行きました。思ったより、元気な口調で冗談を飛ばす Y子さん、でも相当に痛そうです。
昔、舞踏会に行く貴婦人がウエストを細く締め上げていたコルセットの様な物を付けられ 成すすべも無く横たわっていました。
 可哀そうに・・旅行は、来春の良い季節に計画しましょう。数日後の、手術の成功をお祈りします。

 花材 ・ツバキ太神楽 ・霜付草の紅葉
 花器 ・朝鮮唐津 掛け花器 

コメント

1810- 成 長

2018-10-28 | 生け花
 27年前に、私が公民館で始めた太極拳教室の生徒さんが 地域の文化祭で演舞をすると言うので 開催される小学校体育館の 会場へ出かけました。
 現在この教室は、師範を取得した生徒さんにお任せして 数年が経ちました。私が指導していた、生徒さんの顔も見えて 嬉しく思いました。
 新しい指導者のもと 会場でのお客さんも巻き込んだ気功法や息の合った落ち着いた太極拳の演技が披露され 沢山の拍手を頂いていました。私は、もっともっと拍手をして・・・ 心の中で周りの人を誘うように 一段と大きな拍手をしました。

 子供のいない私には経験がありませんが、子を持つ親が子供の発表会に行き こんな思いで見守るのかなあ・・と思いました。
演技を終えた、生徒さんの鮮やかなブルーのユニフォームに囲まれて 心温まるひと時でした。

 花材 ・バラ ・しゃが ・小菊
 花器 ・美濃焼 花瓶



コメント

1810- ジョウビタキが来た朝 !

2018-10-27 | 生け花
  見慣れた俊敏な小鳥の影が、庭の片隅を横切りました。
そろそろ飛来を期待していた、ジョウビタキらしいと 目を凝らして見ると嬉しい訪問者のお出ましです。
 多分 今年の春大陸の北へ帰って行った個体とは違う 少し小ぶりの若々しい一羽の様です。一部に美しいオレンジ色の胸と 尾っぽの動きが特徴的です。植木鉢の黒い実をホバリングしながら啄ばんだ後 飛んで行きました。
 庭は、晩秋の空気が感じられ 咲き初めた小菊が良い香りを放ち 晩夏の空を彩った 酔芙蓉の結実が青空をバックにした 季節が移り行くことを告げています。

 花材 ・ケイトウ ・小菊 ・五つ葉アケビ
 花器 ・琉球ガラス 掛花







コメント

1810- 心も、秋晴れ

2018-10-26 | 生け花
 2か月前からこの計画が浮上し 会員と共に考え行動し続けた 太極拳協会の理事長を岡山に来ていただき 同好会「つばさの会」の20回合同練習記念の会に「講義・実技」をいただくことが実現する事になりました。
 私たちの所属する 太極拳協会は 全国展開されていて 大きな支部も各県にあり 私たちの会の様な 小さな同好会には 中央からの講師派遣は不可能だったのが 昨年 制度が変わった事もあって 念願がかなったのです。

 来年四月、桜も葉桜となり新緑に包まれる頃 岡山へお迎えするため 教室を持つ講師を中心に普段は 大部分の会員が家庭の主婦として 静かな生活をしている人達が 大いにチーム力を発揮して 会の成功が成されると確信しています。
 見上げる今朝の空は いつもより高く青く感じられます。

 今夜は先日、近所の釣り名人さんの成果のお裾分けで頂いた 大きな真鯛で祝杯です。

 花材 ・ミニカーネーション ・南天の実 ・一ッ葉 ・小菊 ・インディアナ
 花器 ・黄色ガラス 舟形水盤



コメント

1810- 愉しさいろいろ

2018-10-22 | 生け花
 結婚前の20歳ころ、数年間 お稽古をした生田流のお琴に始まって 70代後半の現在まで私が手に染めた趣味と言われるものは 幾つあったでしょう。
 最近よく言われる、終活には充分な年齢だと思い立って 物置や押し入れの中で 永い眠りに就いていた品々を出して見ました。
一つずつ並べてみると、その時のことが鮮やかに蘇ります。結局、いろいろな事情・心の変化で やり通せなかった事の数々です。
 その中で、現在まで続いているものは ただ二つ 生け花と太極拳です。どちらも、生徒さんに教える立場になった事が続けられた大きな理由と言えますが やはり大好きな事だった・・と言う事でしょう。
 65歳から初めた水泳、70歳から始めたフラダンスは現在も細々と進行中ですが どちらも体力次第の事なのでいつまで続くのか・・・
今は、この二つを楽しい事に加えました。

 使わなくなった、いろいろな道具を古道具屋さんに引き取って貰いましたが さっぱりとした気分と同時に 引き取られた品々がフリーマーケットや古道具屋さんの店頭で人待ち顔にいるのを想像すると心が痛みました。私の生活を楽しませ、慰めてくれた物の数々に感謝です。

 花材 ・南天 ・小菊 ・リンドウ ・スプレーカーネーション ・ケイトウ ・インディアナ
 花器 ・織部焼花瓶2個



コメント