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今月の自宅ケーキ教室です。
先月からの予告通り、フロランタンとりんごのクランブルです。
まずは、フロランタン(フロレンティーナシュニッテン)。
まえにも、ブログに記載したかもしれませんが、フロランタンは
「フローレンス風」と言う意味のフランス語。お料理だとほうれん草を使ったものになります。
フィレンツェの旅の感動と喜びをスイスのお菓子屋さんが表現したという説もあります。
フィレンツェといえばかの大富豪メディチ家の出身地。
(余談ですが、フィレンツェは本当に美しい街です。街全体が、美術館の様。ウフィツィ美術館もお宝の宝庫・・・。イタリアに行く予定の方は、是非フィレンツェのあるコースをお選びください。)
話をもどします。
メディチ家のカトリーヌ姫がフランスのアンリ二世に嫁いだときにもっていったお菓子として、フィナンシェやマカロンが有名ですが、フロランタンもあったのでしょうか???
いずれのお菓子もフランスでより洗練されて、今では「フランスのお菓子」というイメージですね。
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今回のフロランタンはサブレ生地を薄くして(できればアーモンドのキャラメルがけのフロランタン生地と同じくらい)サクサクとした仕上がりにするのが目標です。皆さん、何回かシュクレ生地を作っていますから、結構上手に生地を伸ばすことが出来ました。
「サブレ生地が薄くて、サクサクしていて美味しい!」
と、感激してくれたので、こちらも嬉しくなりました。
フロランタンの合間に作ったりんごのクランブルです。
クランブルは、「クラム」ともいい、「そぼろ状の」という意味です。
もともとは、イギリスのお菓子ということですが、
なんだか、アメリカンですよね。
お皿に盛りつけたところです。
やっぱり、アメリカンですね~。
まあ、アメリカももともとはイギリスの植民地から始まってますから~
(と、むりやりこじつけたりして)。
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やっぱり、クランブルにはアイスクリームでしょう。
お皿の奥にあるのは、カボチャのケーキです。
ハロウィーンも間近なので、カボチャのお菓子もしたかったけれど、
時間的に無理だったので、昨日作って、お土産にしました。
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左は、先週末に作ったフルーツケーキ。お味見用です。
右が、パンプキンケーキ。
楽しんでいただけたでしょうか?