カトマンズの犬は勘定に入れません ネパール旅行戦記 その1

2025年03月04日 | 海外旅行

 ネパールに行ってきた。
 
 四川航空トランジットホテルには困らされたが、そこはムダに経験値だけは高い私のこと。
 
 ピンチでも「ま、だいたい、なんとかなんねんけどな」という根拠のない自信と、
 
 
 「いざとなったら空港で寝ればええし」
 
 
 というパワープレイを保険にしてミッションをクリア。
 
 普通はこういうとき、現地からリアルタイムでレポートするとか、おいしいお店やユニークなお土産を紹介するとか。
 
 はたまた、美しいヒマラヤの映え写真をアップしたりするのだろうが、人生で「承認欲求」が「めんどくさい」を超えたことのない私が、そんなことをするわけがないのである。
 
 とは言え、せっかく久々に旅に出たのだから、ここでネタくらいにはしないとという貧乏根性もある。

 そこで、旅行記はめんどいから、軽いメモを忘備録がわりにザッと書いていきたい。
 
 
 「これからネパールを旅したい」
 
 「広い世界に飛び出して、新しい自分を発見したい」
 

 
 と思っている方にはプーみたいな内容なので、そういう方々は牛の糞でも踏んだと思って、あきらめていただきたい。

 


 ★カトマンズ
 
  
 カトマンズは、かなりコンパクトな街。
 
 特に旅行者が集まるタメル地区ホテル飯屋旅行代理店ATMからコンビニにおみやげ屋その他諸々すべてがそろって、生活するだけならここだけで事足りる。
 
 その便利さと物価の安さ、ネパール人のおだやかな気質とあいまって、カトマンズは世界有数の「沈没」地で有名。
 
 「沈没」とは居心地がよすぎて、あるいは「」的なアヤシサあまねきのため、図らずもその地に長期滞在を余儀なくされること。
 
 昔はアフガニスタンカブールインドゴアと並んで「ヒッピー三大聖地」として知られたそうだが、私の世代だと他にもタイバンコクに、インドバラナシ

 エジプトカイロや、ケニアナイロビバリ島など枚挙にいとまがなく、かくいう私もヤングのころバイトしてコツコツと貯めた金で

 

 「ヨーロッパを1周するぞ!」

 

 と意気ごみながら、なぜかパリ1か月もダラダラ過ごしてしまったこともあった。

 ユースホステル(1泊1800円)に泊まって、毎日80円バゲットかじりながら、ひたすら街を歩いていただけだけど、なーんか妙に、居心地のいいところってあるんですよねえ。
 
 ただ、カトマンズはが邪魔でうるさいのと、側道が深くへこんでいるため、を取られて歩きにくいのがタマにキズ。
 
 街歩きが快適かどうかが、個人的なこだわりどころなので、そこが軽くストレスではある。
 
 なので、日中はタメルをはなれてインドラチョーク(カトマンズ有数の商業エリア)をひやかして、疲れたらダルバール広場でのんびりするというのが、黄金コース。
 
 ただネパールは物価と比較して、観光地の入場料などがかなり割高

 このダルバール広場も入るのに1000ルピー(約1200円)と、なかなかな額を提示され、

 

 

 

 

 

 

 などと、ちょっとビビるところもあるが、実は顔写真パスポートを持っていれば「いつでも入り放題」にしてくれるシステム。

 滞在期間に余裕があればモトは取れるわけで、毎日通ってお寺の木陰で昼寝でもするのがよい。
 
 ネパールはバリバリ観光するよりも、ボーっとしながらマイペースで楽しむのが合っている気がするのだ。
 
 あと、カトマンズはの街。昼日中からそこらじゅうで寝ている。
 
 最初は数えようと思ったけど、多すぎて30分ほどであきらめました。

 それくらい犬だらけなので、動物好きの人はどうぞ。

 ただし、ゴロゴロするだけのボンクラ犬ばかりですが。嗚呼、まったく他人とは思えなかったぞ。
 
 

 

コメント
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