先日のマゴチ釣行、この時期の餌は「サイマキ」。
釣り界のヒトではない方に教えるとよくビックリされるんですが、これは「車海老」の若いののこと。
ちなみに1尾100円ですから、一釣行でエサ代がヤキトリ一回分位になります(汗)
この高級食材もとい、高級餌、マゴチにアタックされてグロッキーになる分には良いんです。
が、しかし許せないのは「ザンネンイカ」。
(シリヤケイカ。ローカル通称ザンネンイカ。)
サイマキの頚動脈(?)のあたりに鋭いクチバシで一撃を与えてダメにしてしまいます。
スミイカ等と共にマゴチと同様のポイントに生息しておりますが、タナが上ずってしまったりするとイカの餌食に!
明らかにマゴチと違うアタリにアワセを入れないでソ~ッと巻いてくるとサイマキを抱っこしたイカが上がってきます。
タモですくおうとするとスミイカは結構パッとエビを離したりするんですが、ザンネン君は貪欲に抱きついてすくわれてしまいます。
これはしっかりタモ取りしてバケツにでも放り込んでおきます。
(放流すると船にくっついてどこまでも追いかけてくるので船長に怒られますよ。)
当日はスミイカは3杯程バイバイ(´ー`)/~~しましたが、ザンネン君は500グラム超の大型が2杯バケツの中へ。
まあ、釣り上げてしまったものは最後まで責任をもって扱うのがよろしいかと思いますので、このザンネン君を持ち帰って調理してみました。
頭のてっぺんから不気味な紫色の液体を出すのも嫌われる一因。
しかし、そんなのは気にせず一夜干でも作ってみましょう・・・。
ワタ、甲羅除去。
ゲソ塩揉み。
海水程の食塩水にチョット酒をたらし・・・下処理したザンネン君を漬けておきます。
その間にマゴチを捌いていたら時間が余計に過ぎてしまい、小一時間経過。
ペーパータオルでよく水分を拭き取り、ピチットシートに挟みます。
イカが大きく、肉厚もかなりのものだったので、一夜干しとは名ばかりに冷蔵庫に2昼夜程放置・・・。
いい感じに締まりました。
ピチットシートの中には大量の水分が!
試しに少し身をかじってみると・・・
「しょっぱ~Y(>_<、)Y」
塩水につけすぎた。(30分以内ほどでよかったナ~。)
まあ、市販の冷凍ロールイカに比べたら100倍美味いです。
塩味がキツめになりましたがツマミには絶好!!
(奥の串はマゴチ皮)
おまけ
「マゴチのお宝」
この時期の大貫沖マゴチはお宝系もコンディション抜群!
当日の獲物、大型2尾は行きつけのお店へおすそ分け・・・。
残る2尾はいずれも雄でした。
キモと白子はおとなの味。
ポン酢醤油に紅葉おろしで
いただきま~す。
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「残念スルメ」!?
今度やってみよ~。
しかし、しっかり加工すればそれなりにイケルのが分かりました。(シリヤケ乗合なんてのも存在したらしいですしね。)
アゴの特訓になりそうですが。。。