諏訪大社下社春宮 の境内から数分歩いた所に、その石仏はあります。
これから見に行くのは 万治の石仏。
朱塗りの橋を渡ると、浮島社 と彫られた石と 鳥居 がありました。
日本古来の笛のような音が響き渡っており、座ってそれを吹いている人物がいました。
神秘的な雰囲気が漂います。
もう一つある朱塗りの橋 浮島橋 を渡っていきます。
川の雰囲気も素敵です♪
これが 万治の石仏。高さ260cm、胴回り1185cm。
一般的なイメージの石仏からすると顔がすごく小さいです。
1970年代にこちらを訪れた 岡本太郎 さんが、この石仏を見て大絶賛したんだとか。。
それから「首が伸びる石仏」としてTVに取り上げられたこともあるそうです。
調査の結果、修復時に付けられた支柱にたまった水が凍結し頭部が押しあがる現象だったそうで、
現在は安全のため、ちゃんと固定されているそうです。
春宮に石の大鳥居を作るため、この石にノミを入れたところ血が流れ出たので
石工たちは鳥居を造るのを諦め、阿弥陀様を刻んだのがこの石仏だと言われています。
ちなみに石工は夢で茅野市の上原山に良い石材があると告げられ、そこで見つけた石で鳥居を完成させたそうです。
お参りの仕方も知らず、皆の真似をして石仏のまわりを右回りに三回まわりました。
ちゃんとしたお参りの仕方は以下のとおり。
1.正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
2.石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
3.正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。
次に行った時はちゃんと願い事をしよう。。
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