モロッコ5日目
砂漠で日の出を見たら、一気にフェズに抜ける!
5:30出発に合わせて5:00起床。
顔拭いて、歯磨きして(その辺にペッとするので、なんとなく歯磨き粉を使うのがためらわれる。てか山やってる人なら飲み込むかな?)、コンタクトレンズいれて、ターバン巻くだけ。
ちなみにGWの日の出は6:40頃。
出発時間は日の出しだいなので、季節によって変わるものと思われる。
暗い中で駱駝を割り当てられ、荷物をくくりつける。
昨日、明るいうちに1度乗っておくことができて本当に良かったと思う。
GWの朝の砂漠は涼しいけど、準備してれば全然平気。
朝は西に向かって歩くので、ちょいちょい日の出の方向を振り返りながらの乗駱駝。
日の出の時は、砂丘の上の方で立ち止まっての撮影タイムもあり。
駱駝に乗ったままなので、駱駝引きの人や、下働きの少年に頼んで撮ってもらう。
1〜1.5時間という乗駱駝時間はちょうどいい感じ。
これより短いと物足りないけど、あまり長いとお尻や腕が痛くなっちゃう。
駱駝に別れを告げて、7:00過ぎに昨日の拠点に戻り、簡単な朝食。
各々、荷物をまとめ直したり、トイレに行ったり、慌ただしく支度をする。
ここで、マラケシュ戻りの人と、フェズに抜ける人に分かれる。
二泊三日の旅友たちとも一部お別れ。せつない。
今回は、フェズ抜けの人たちは追加で250DH払えばミニバスで連れてってもらえた。
フェズ抜けのバスは、砂漠テント泊の人たちだけじゃなく、途中のホテルなんかでも人を拾っていく。
出発時間が間違って伝わっているのか、なかなか乗る人が現れなかったり、金額で揉めたてたり、つどつどテンヤワンヤで、全員を拾いきるまでに案外時間がかかった。
先に乗ってる人の中には若干イライラし始める人も。
フェズ抜けのバスは、基本的に誰かが言い出さない限り、ランチ以外はノンストップ。
自分の乗ったバスはランチ以外は一回しか止まらなかった。
ランチで寄ったのは、どこぞのホテル。
多分、色んなツアーが寄ってるんだと思う。
売店はおやつばかりで、サンドイッチ的なものはなく、食事をするならレストランに入るしか無い。
ここで初めてアルコールを発見!
カサブランカというビールが40DH、別のモロッコビールが50DH。
ハイネケンは60DHだった。
他にワインなどもあり。
カサブランカを飲んだけど、日本のビールが苦手な自分としては美味しくなかった。
ってことは、日本のビールが好きな人にとっては美味なのかも!
車窓を流れる風景は、砂漠近くでは砂とか岩とか、荒野という名に相応しいような景色が続くけど、北に近づくにつれ、草原やお花畑が増えてきて、途中ではノマド的なテントや、羊の群れと羊使いなど、まるでヨーロッパの牧草地みたいな景色に変わる(欧州行ったこと無いけど)。
8時頃にメルズーガを出て、ダラダラとフェズ抜けの仲間たちを集め、プチ休憩1回と、ランチ休憩1回で、フェズに着いたのは18時過ぎ。(まだまだ明るい)
これは新市街。ベルギーの空港テロ以降、警官や軍人が増えたとのこと。
ブージュルード門の近くの広場で降ろされた。バタバタし過ぎてドライバーさんにチップ忘れた。
ここまで一緒だった仲間たちとも、いよいよ本当にお別れ。三々五々に散ってゆく。
で、フェズのスークへ。
確かに道が分かりにくい。
自分の宿は、マップスミーなどの地図で見ると、メイン通りから右に入ってしばらく行くと左手に見える。って位置。
でも実際には、右に入って、しばらく行って、左に折れて、右に曲がって左に入ったところの突き当たりだった。
絶対に絶対に絶対に、人に聞かなきゃたどり着けない。
他の人の宿も、スークのメイン通りから目印の無い小道に入って20mほど行ったところにあるドアをノックすると・・・とか。
明確な目的地がある人ほど大変なところかも。
さて、フェズに来て、今やりたいことはただ1つ。
ハマムに行きたい!
砂埃にまみれ、お風呂に入れず、長時間のバスでクッタクタ。
垢を落としてマッサージを受ける準備は完璧に整っているのである。
探すのも面倒くさいので、宿の人に近くのオススメを聞いて、そこへ。
宿の人は100DHくらいと言っていたので、キレイめローカルに行きたい自分にはピッタリかも?と思ったけど、受付で実際にみたメニューは200DHからだった。
宿の人の希望的観測だったのか、観光客向けのメニューを渡されたのかは定かでは無い。
結局300DHでアカスリ、フェイシャル〜デコルテのゴマージュ、洗髪、マッサージ付き90分のコースにした。
脱衣所と浴室の二間続きの個室に案内され、そこで服を脱いで紙パンツとバスローブに着替える。
しばらくするとおばあちゃんが入ってきて、浴槽で待てと。
おばあちゃんも同じ脱衣所でパンツ一丁になると、新品のアカスリを携え登場。
こちらのバスローブを脱がせて、寝台を軽くお湯で流して「寝ろ」と。
(前の人の?)汚れが残ってたら「ここも流して」と身振りで伝えれば、ちゃんとお湯で流してくれます。
とりあえず最初のお湯かけで、白い紙パンツはスッケスケ。逆に恥ずかしい。
おばあちゃんはとってもおっぱいが大きいので、身を乗り出してゴシゴシしてもらう時に、つま先などにあたってプニプニするのが新鮮な感触(笑)
おばあちゃんは基本的に無表情だけど、こちらが痛いとかくすぐったいとかリアクションをすると笑ってくれる。
「ズイン」というのが英語のgoodに当たるようなので、マッサージなどで気持ちのいい時に言うと喜んでくれた。
「ズイン」のハンドサインは、親指と人差し指で丸を作るOKサインよりも、親指を立てるイイネサインが一般的。
濯ぎ残しなども身振り手振りで十分伝わる。
「湯水のように使う」とはいうけど、ほんと、お水が豊富でジャンジャン使う。
街が乾燥してるだけに、なんだか不思議。
自分の母親よりずっと年上そうな人に色々してもらって、なんか申し訳ない気持ちになりそうになりつつ、しっかり満喫。
肌はすべすべ、髪はサラサラ、マッサージもズイン!
最後は脱衣所でおばあちゃんと一緒に着替えて、チップあげて終了。
ローカル対応のためにシャンプーとか替えパンツとかタオルとか持参してたけど、ここでは不要だった。
個室なら写真撮れたなぁ〜、カメラ持って来れば良かった。というプチ残念。
なお、20DHのガチローカルに行った人の話では、「こんな汚いところに横になったこと無い」というような寝台に寝かされ、「ヘラクレスみたいな」屈強なおじさんに垢を擦られ、痛がると嬉しそうにパワーアップ、マッサージではえび反りなどグイグイ、履いて行ったパンツで入浴するので帰りはノーパン。
との事です。
そーゆーのやりたかったなぁ。
この後は「少しうろついたら簡単にご飯済ませて早めに寝よう」と思い、フラリと街に出たら、サハラツアーで一緒だった人達と偶然再会!
こんなにたくさんの人がいて、940本もの道が入り組んだスークで、まるで待ち合わせたみたいに再会できて本当に嬉しかった。
全員がハマム後で夕食を求めていたというのもナイスな偶然。
道を行けば、客引きに「ビンボープライス!」と声をかけられ、断れば「ビンボー侍」と謎の罵声(?)を浴び、夕食に入ったローカル向けのお店の店員さんは温かく、ホブスの熱々サンドイッチ20DHは相変わらず食べきれず、地元客とサッカー観戦を嗜み、夕涼みを兼ねてそぞろ歩き、小洒落たカフェ(コーヒー20DH)でまったり。
24:00 帰宿。
到着後数時間で早くもフェズの色々を味わってしまった。
明日はよりディープにフェズを堪能したい。
モロッコ旅行の全体図はコチラ
砂漠で日の出を見たら、一気にフェズに抜ける!
5:30出発に合わせて5:00起床。
顔拭いて、歯磨きして(その辺にペッとするので、なんとなく歯磨き粉を使うのがためらわれる。てか山やってる人なら飲み込むかな?)、コンタクトレンズいれて、ターバン巻くだけ。
ちなみにGWの日の出は6:40頃。
出発時間は日の出しだいなので、季節によって変わるものと思われる。
暗い中で駱駝を割り当てられ、荷物をくくりつける。
昨日、明るいうちに1度乗っておくことができて本当に良かったと思う。
GWの朝の砂漠は涼しいけど、準備してれば全然平気。
朝は西に向かって歩くので、ちょいちょい日の出の方向を振り返りながらの乗駱駝。
日の出の時は、砂丘の上の方で立ち止まっての撮影タイムもあり。
駱駝に乗ったままなので、駱駝引きの人や、下働きの少年に頼んで撮ってもらう。
1〜1.5時間という乗駱駝時間はちょうどいい感じ。
これより短いと物足りないけど、あまり長いとお尻や腕が痛くなっちゃう。
駱駝に別れを告げて、7:00過ぎに昨日の拠点に戻り、簡単な朝食。
各々、荷物をまとめ直したり、トイレに行ったり、慌ただしく支度をする。
ここで、マラケシュ戻りの人と、フェズに抜ける人に分かれる。
二泊三日の旅友たちとも一部お別れ。せつない。
今回は、フェズ抜けの人たちは追加で250DH払えばミニバスで連れてってもらえた。
フェズ抜けのバスは、砂漠テント泊の人たちだけじゃなく、途中のホテルなんかでも人を拾っていく。
出発時間が間違って伝わっているのか、なかなか乗る人が現れなかったり、金額で揉めたてたり、つどつどテンヤワンヤで、全員を拾いきるまでに案外時間がかかった。
先に乗ってる人の中には若干イライラし始める人も。
フェズ抜けのバスは、基本的に誰かが言い出さない限り、ランチ以外はノンストップ。
自分の乗ったバスはランチ以外は一回しか止まらなかった。
ランチで寄ったのは、どこぞのホテル。
多分、色んなツアーが寄ってるんだと思う。
売店はおやつばかりで、サンドイッチ的なものはなく、食事をするならレストランに入るしか無い。
ここで初めてアルコールを発見!
カサブランカというビールが40DH、別のモロッコビールが50DH。
ハイネケンは60DHだった。
他にワインなどもあり。
カサブランカを飲んだけど、日本のビールが苦手な自分としては美味しくなかった。
ってことは、日本のビールが好きな人にとっては美味なのかも!
車窓を流れる風景は、砂漠近くでは砂とか岩とか、荒野という名に相応しいような景色が続くけど、北に近づくにつれ、草原やお花畑が増えてきて、途中ではノマド的なテントや、羊の群れと羊使いなど、まるでヨーロッパの牧草地みたいな景色に変わる(欧州行ったこと無いけど)。
8時頃にメルズーガを出て、ダラダラとフェズ抜けの仲間たちを集め、プチ休憩1回と、ランチ休憩1回で、フェズに着いたのは18時過ぎ。(まだまだ明るい)
これは新市街。ベルギーの空港テロ以降、警官や軍人が増えたとのこと。
ブージュルード門の近くの広場で降ろされた。バタバタし過ぎてドライバーさんにチップ忘れた。
ここまで一緒だった仲間たちとも、いよいよ本当にお別れ。三々五々に散ってゆく。
で、フェズのスークへ。
確かに道が分かりにくい。
自分の宿は、マップスミーなどの地図で見ると、メイン通りから右に入ってしばらく行くと左手に見える。って位置。
でも実際には、右に入って、しばらく行って、左に折れて、右に曲がって左に入ったところの突き当たりだった。
絶対に絶対に絶対に、人に聞かなきゃたどり着けない。
他の人の宿も、スークのメイン通りから目印の無い小道に入って20mほど行ったところにあるドアをノックすると・・・とか。
明確な目的地がある人ほど大変なところかも。
さて、フェズに来て、今やりたいことはただ1つ。
ハマムに行きたい!
砂埃にまみれ、お風呂に入れず、長時間のバスでクッタクタ。
垢を落としてマッサージを受ける準備は完璧に整っているのである。
探すのも面倒くさいので、宿の人に近くのオススメを聞いて、そこへ。
宿の人は100DHくらいと言っていたので、キレイめローカルに行きたい自分にはピッタリかも?と思ったけど、受付で実際にみたメニューは200DHからだった。
宿の人の希望的観測だったのか、観光客向けのメニューを渡されたのかは定かでは無い。
結局300DHでアカスリ、フェイシャル〜デコルテのゴマージュ、洗髪、マッサージ付き90分のコースにした。
脱衣所と浴室の二間続きの個室に案内され、そこで服を脱いで紙パンツとバスローブに着替える。
しばらくするとおばあちゃんが入ってきて、浴槽で待てと。
おばあちゃんも同じ脱衣所でパンツ一丁になると、新品のアカスリを携え登場。
こちらのバスローブを脱がせて、寝台を軽くお湯で流して「寝ろ」と。
(前の人の?)汚れが残ってたら「ここも流して」と身振りで伝えれば、ちゃんとお湯で流してくれます。
とりあえず最初のお湯かけで、白い紙パンツはスッケスケ。逆に恥ずかしい。
おばあちゃんはとってもおっぱいが大きいので、身を乗り出してゴシゴシしてもらう時に、つま先などにあたってプニプニするのが新鮮な感触(笑)
おばあちゃんは基本的に無表情だけど、こちらが痛いとかくすぐったいとかリアクションをすると笑ってくれる。
「ズイン」というのが英語のgoodに当たるようなので、マッサージなどで気持ちのいい時に言うと喜んでくれた。
「ズイン」のハンドサインは、親指と人差し指で丸を作るOKサインよりも、親指を立てるイイネサインが一般的。
濯ぎ残しなども身振り手振りで十分伝わる。
「湯水のように使う」とはいうけど、ほんと、お水が豊富でジャンジャン使う。
街が乾燥してるだけに、なんだか不思議。
自分の母親よりずっと年上そうな人に色々してもらって、なんか申し訳ない気持ちになりそうになりつつ、しっかり満喫。
肌はすべすべ、髪はサラサラ、マッサージもズイン!
最後は脱衣所でおばあちゃんと一緒に着替えて、チップあげて終了。
ローカル対応のためにシャンプーとか替えパンツとかタオルとか持参してたけど、ここでは不要だった。
個室なら写真撮れたなぁ〜、カメラ持って来れば良かった。というプチ残念。
なお、20DHのガチローカルに行った人の話では、「こんな汚いところに横になったこと無い」というような寝台に寝かされ、「ヘラクレスみたいな」屈強なおじさんに垢を擦られ、痛がると嬉しそうにパワーアップ、マッサージではえび反りなどグイグイ、履いて行ったパンツで入浴するので帰りはノーパン。
との事です。
そーゆーのやりたかったなぁ。
この後は「少しうろついたら簡単にご飯済ませて早めに寝よう」と思い、フラリと街に出たら、サハラツアーで一緒だった人達と偶然再会!
こんなにたくさんの人がいて、940本もの道が入り組んだスークで、まるで待ち合わせたみたいに再会できて本当に嬉しかった。
全員がハマム後で夕食を求めていたというのもナイスな偶然。
道を行けば、客引きに「ビンボープライス!」と声をかけられ、断れば「ビンボー侍」と謎の罵声(?)を浴び、夕食に入ったローカル向けのお店の店員さんは温かく、ホブスの熱々サンドイッチ20DHは相変わらず食べきれず、地元客とサッカー観戦を嗜み、夕涼みを兼ねてそぞろ歩き、小洒落たカフェ(コーヒー20DH)でまったり。
24:00 帰宿。
到着後数時間で早くもフェズの色々を味わってしまった。
明日はよりディープにフェズを堪能したい。
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