モロッコ6日目のはみ出し情報。
タンネリ(スーク・ダッバーギーン=革の染色職人エリア)について。
タンネリの場所が移動してます。
歩き方14‘~15’に載ってる場所は、2016年GW現在は閉鎖してて、若干南西に移動。
木の実のスークの辺りかな?
新しい場所は、ちょっぴりキレイな感じで、少し風情に欠けるかも?
なお、旧タンネリ付近と思われる川沿いのエリアは再開発(?)の真っ最中で、すっごくキレイで明るい。
川も汚いって聞いてたけど、護岸工事が済んでて、橋も川沿いもキレイ。てか、キレイ過ぎる。
「うわ~っ!きったな~い!」というのを期待していくとガッカリ。
タンネリ見学を含め、テラスへ行くには大体以下の流れ。
まず街をウロウロしてるとエセっぽいガイドが声をかけてくる。
大人もいれば子供もいる。
自分の場合、最初のガイドは子供が声をかけてきた。
タンネリではなく「眺めのいいテラスに連れて行ってあげるよ!」とか言ってるっぽい。
この子は英語ペラペラ。
これが噂の・・・と思い、ものは試しとついていく。
適当な建物に入り、羊毛を糸にする機械を見せてくれたり、織物をするおじさんを紹介してくれたり。
そのままテラスまで一緒に来て、そこから見える建物の説明をしてくれたり、写真を撮ったりしてくれる。
で、テラスから降りていくと、その建物の人とバトンタッチ。
絨毯や革製品の紹介が始まる。
何も買わずに外に出ると、さっきの子がまだいた。
他に行きたいところがあれば教えてもらってもいいかもだけど、自分は1人で迷いたかったので、握手しつつ10DH渡したら、人混みを利用してさっさと退散。
タンネリの時は、新タンネリの近くでウロウロしてたら、予定通りに声をかけてきた。
正式なガイドじゃないのは一目瞭然。
「マンデフルース(お金ない)、ノーペイ、OK?」を連呼する。
ま、これやっても後でゴネられると聞いてたけど、やらないよりマシだと思うし。
「僕たちはファミリーだから無問題さ」とのことなので、半信半疑だけど、ついていく。
ちなみに「ファミリー」は、なんちゃってガイドの常套句のよう。
そして、道端で声をかけてくるガイドさんたちは、たぶん案内先のお店から紹介料的なものを貰ってるんだと思う。
タンネリの時は、その建物の入り口でガイドのおじさんが、そこのおじさんに自分を引き渡し、更におじさんがおじいさんに自分を引き渡すという謎の展開。
さすがに不安になり「ガイドさんに、お金ないし払わないって言ってあるんだけど、このままついてっても大丈夫?払わないよ?」的なことを、マンデフルース(お金ない)、ノーマネー、ノーペイ的な単語だけで伝えると、「さすがに無料はないっす」との事。
登る前に言ってくれて、逆に安心かも。
「チップの相場はいくら?」と聞いてみる。
「50DH」
「そんなにないよ(ウソ)。帰る」
「いやいやいや」
「じゃあ、20DHね!」
「今ちょうだい」
「直接ガイドに渡すよ」
「いいから、いいから」
「いやいや、良くないし!(あんた何にもしてないし)」
と、いう謎の押し問答の果てに、おじさんに渡さず、ガイドのおじいさんについていく。
案内されたテラスは、確かにタンネリは見えるけど、他の建物が邪魔で見づらい。
よそのテラスにも人が集まっているのだけど、そちらの方が圧倒的に見やすい感じで「あっちに登りたい」というと、
「あそこは別の建物だからムリ」的な事を言われた。ちぇ。
約束どおり、おじいちゃんに20DHを渡し、ショッピングタイムをやり過ごし店の外に出ると、さっきのガイドさんが待ってたので、
「あっちの方に、もっと見やすそうなテラスがあった。向こうに行きたい!」と、二言目には「お金ない」を挟みつつお願いしてみると、すんなりOK。
別にここの建物の人とだけ懇意にしているわけでも無いらしい。
途中で色々と寄り道をしてから、別の見学スポットへ。
別の建物に案内されると、入り口でやはりその建物の人とバトンタッチ。
今度は更に別の人に引き継がれることなく、そのままテラスへ。
見やすい!
テラスによって見やすさがこんなに違うって事に驚き。
恒例のショッピングタイムをやり過ごし、さっきのテラスの人より愛想も良かったし、眺めも良かったけど、同額の20DH渡してお別れ。
ガイドさんにも20DH渡してお別れ。
無料で押し通すってやり方もあるのかもしれないけど、それで揉めるより、自分が納得できる額を渡して立ち去る方が、時間も取らないし、気分もいい。
なお、金額を確認される前にササッと立ち去っているので、渡した額をその場で確認されてたら、「少ない!」とか言われてたのかな?
ちなみに途中の寄り道ですが、ガイドさんが家を見せてくれるというのでついてった。
吹き抜けのある大きな建物の二階が彼と家族の家。
個室内には入らず、その建物を見せてあげるという意味らしい。
ピカピカに磨かれたマドラサやホテルとは違う、リアルな時間の流れを感じられるよう建物を見られたのは良かった。
屋上からの眺めを見せてくれた後、薄暗い階段でマッサージをしてあげるよと言われたのはちょっと気持ち悪かった。
左手の薬指の指輪を見せて「マイハズバンドがウィルビーでアングリーだからやめとくれ」と言って、やんわりお断りしたら大丈夫だった。
なお、指輪は自分で買ったもの。
彼氏もいないけど、日本で500円くらいの安物を買って、旅の間はずっとつけてた。
噂通り、色々な局面で過剰な親しみを表現してくるモロッコ男性は多数だけど、私程度の魅力と、私程度のお金もってなさそう感なら、この指輪1つで簡単に、多くのめんどくさい局面をやり過ごせた。指輪はつけといて損はない。
それから、自分は猫アレルギーやら埃アレルギーがあるせいで、この旅は前半から喉を傷めて咳き込みまくっていたのだけど、ショッピングタイムが始まったら、我慢しないでゴホゴホやって「アレルギーなんだよね。レザーとかカーペットとか、キツイわぁ~」って言ってたら、結構サクサク解放してくれた。
自分の場合、咳はホンモノだったけど、そういう言い訳で時間短縮を図るのもアリかも?
なにはともあれ、怖いトラブルにも巻き込まれず、変な買い物もさせられることなく、円満に観光できてよかった。
こんなタンネリ案内板もあったよ。
明日はシャウエン行くぞ!
モロッコ旅行の全体図はコチラ
タンネリ(スーク・ダッバーギーン=革の染色職人エリア)について。
タンネリの場所が移動してます。
歩き方14‘~15’に載ってる場所は、2016年GW現在は閉鎖してて、若干南西に移動。
木の実のスークの辺りかな?
新しい場所は、ちょっぴりキレイな感じで、少し風情に欠けるかも?
なお、旧タンネリ付近と思われる川沿いのエリアは再開発(?)の真っ最中で、すっごくキレイで明るい。
川も汚いって聞いてたけど、護岸工事が済んでて、橋も川沿いもキレイ。てか、キレイ過ぎる。
「うわ~っ!きったな~い!」というのを期待していくとガッカリ。
タンネリ見学を含め、テラスへ行くには大体以下の流れ。
まず街をウロウロしてるとエセっぽいガイドが声をかけてくる。
大人もいれば子供もいる。
自分の場合、最初のガイドは子供が声をかけてきた。
タンネリではなく「眺めのいいテラスに連れて行ってあげるよ!」とか言ってるっぽい。
この子は英語ペラペラ。
これが噂の・・・と思い、ものは試しとついていく。
適当な建物に入り、羊毛を糸にする機械を見せてくれたり、織物をするおじさんを紹介してくれたり。
そのままテラスまで一緒に来て、そこから見える建物の説明をしてくれたり、写真を撮ったりしてくれる。
で、テラスから降りていくと、その建物の人とバトンタッチ。
絨毯や革製品の紹介が始まる。
何も買わずに外に出ると、さっきの子がまだいた。
他に行きたいところがあれば教えてもらってもいいかもだけど、自分は1人で迷いたかったので、握手しつつ10DH渡したら、人混みを利用してさっさと退散。
タンネリの時は、新タンネリの近くでウロウロしてたら、予定通りに声をかけてきた。
正式なガイドじゃないのは一目瞭然。
「マンデフルース(お金ない)、ノーペイ、OK?」を連呼する。
ま、これやっても後でゴネられると聞いてたけど、やらないよりマシだと思うし。
「僕たちはファミリーだから無問題さ」とのことなので、半信半疑だけど、ついていく。
ちなみに「ファミリー」は、なんちゃってガイドの常套句のよう。
そして、道端で声をかけてくるガイドさんたちは、たぶん案内先のお店から紹介料的なものを貰ってるんだと思う。
タンネリの時は、その建物の入り口でガイドのおじさんが、そこのおじさんに自分を引き渡し、更におじさんがおじいさんに自分を引き渡すという謎の展開。
さすがに不安になり「ガイドさんに、お金ないし払わないって言ってあるんだけど、このままついてっても大丈夫?払わないよ?」的なことを、マンデフルース(お金ない)、ノーマネー、ノーペイ的な単語だけで伝えると、「さすがに無料はないっす」との事。
登る前に言ってくれて、逆に安心かも。
「チップの相場はいくら?」と聞いてみる。
「50DH」
「そんなにないよ(ウソ)。帰る」
「いやいやいや」
「じゃあ、20DHね!」
「今ちょうだい」
「直接ガイドに渡すよ」
「いいから、いいから」
「いやいや、良くないし!(あんた何にもしてないし)」
と、いう謎の押し問答の果てに、おじさんに渡さず、ガイドのおじいさんについていく。
案内されたテラスは、確かにタンネリは見えるけど、他の建物が邪魔で見づらい。
よそのテラスにも人が集まっているのだけど、そちらの方が圧倒的に見やすい感じで「あっちに登りたい」というと、
「あそこは別の建物だからムリ」的な事を言われた。ちぇ。
約束どおり、おじいちゃんに20DHを渡し、ショッピングタイムをやり過ごし店の外に出ると、さっきのガイドさんが待ってたので、
「あっちの方に、もっと見やすそうなテラスがあった。向こうに行きたい!」と、二言目には「お金ない」を挟みつつお願いしてみると、すんなりOK。
別にここの建物の人とだけ懇意にしているわけでも無いらしい。
途中で色々と寄り道をしてから、別の見学スポットへ。
別の建物に案内されると、入り口でやはりその建物の人とバトンタッチ。
今度は更に別の人に引き継がれることなく、そのままテラスへ。
見やすい!
テラスによって見やすさがこんなに違うって事に驚き。
恒例のショッピングタイムをやり過ごし、さっきのテラスの人より愛想も良かったし、眺めも良かったけど、同額の20DH渡してお別れ。
ガイドさんにも20DH渡してお別れ。
無料で押し通すってやり方もあるのかもしれないけど、それで揉めるより、自分が納得できる額を渡して立ち去る方が、時間も取らないし、気分もいい。
なお、金額を確認される前にササッと立ち去っているので、渡した額をその場で確認されてたら、「少ない!」とか言われてたのかな?
ちなみに途中の寄り道ですが、ガイドさんが家を見せてくれるというのでついてった。
吹き抜けのある大きな建物の二階が彼と家族の家。
個室内には入らず、その建物を見せてあげるという意味らしい。
ピカピカに磨かれたマドラサやホテルとは違う、リアルな時間の流れを感じられるよう建物を見られたのは良かった。
屋上からの眺めを見せてくれた後、薄暗い階段でマッサージをしてあげるよと言われたのはちょっと気持ち悪かった。
左手の薬指の指輪を見せて「マイハズバンドがウィルビーでアングリーだからやめとくれ」と言って、やんわりお断りしたら大丈夫だった。
なお、指輪は自分で買ったもの。
彼氏もいないけど、日本で500円くらいの安物を買って、旅の間はずっとつけてた。
噂通り、色々な局面で過剰な親しみを表現してくるモロッコ男性は多数だけど、私程度の魅力と、私程度のお金もってなさそう感なら、この指輪1つで簡単に、多くのめんどくさい局面をやり過ごせた。指輪はつけといて損はない。
それから、自分は猫アレルギーやら埃アレルギーがあるせいで、この旅は前半から喉を傷めて咳き込みまくっていたのだけど、ショッピングタイムが始まったら、我慢しないでゴホゴホやって「アレルギーなんだよね。レザーとかカーペットとか、キツイわぁ~」って言ってたら、結構サクサク解放してくれた。
自分の場合、咳はホンモノだったけど、そういう言い訳で時間短縮を図るのもアリかも?
なにはともあれ、怖いトラブルにも巻き込まれず、変な買い物もさせられることなく、円満に観光できてよかった。
こんなタンネリ案内板もあったよ。
明日はシャウエン行くぞ!
モロッコ旅行の全体図はコチラ