野田総理が環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐり、30日の日米首脳会談での交渉参加表明を見送る方針を固めたとのことです。
アメリカとの事前協議が難航していることに加え、民主党内に根強い反対論があるのが理由とのことです。
これは見送りを決定してくれて良かったと思います。
今のまま拙速にTPPに突き進んでいくのは日本にとってプラスになるとは思えないです。
そのあたり、以下の動画に興味深い議論があるのでご紹介します。
2011.11.11 参議院予算委員会でのTPP集中審議
この動画は以前「TPPを巡る報道」という記事でご紹介していますが、今回はその時とは違う箇所に焦点を当ててみます。
注目してほしいのは、動画の28:30頃から登場するパネルについてです。
このパネルは「TPP」と「ASEAN+6」等の他の貿易協定を比較したもので、パネル下部の日本のグラフを見ると、TPPよりASEAN+6のほうが経済押し上げ効果が高いのが分かります。
この点、野田総理から国民に対して詳しい説明がないんですよね。
なぜわざわざ経済押し上げ効果が低く、さらにISD条項という厄介な問題のあるTPPに入ろうとするのか。
TPPにおいて、何か「ASEAN+6」以上に素晴らしいメリットがあるのならそれを国民に説明してほしいです。
今のまま、詳しい説明を避けてTPPに進んでいくのは日本の国益上望ましくないのではないかなと思います。
アメリカとの事前協議が難航していることに加え、民主党内に根強い反対論があるのが理由とのことです。
これは見送りを決定してくれて良かったと思います。
今のまま拙速にTPPに突き進んでいくのは日本にとってプラスになるとは思えないです。
そのあたり、以下の動画に興味深い議論があるのでご紹介します。
2011.11.11 参議院予算委員会でのTPP集中審議
この動画は以前「TPPを巡る報道」という記事でご紹介していますが、今回はその時とは違う箇所に焦点を当ててみます。
注目してほしいのは、動画の28:30頃から登場するパネルについてです。
このパネルは「TPP」と「ASEAN+6」等の他の貿易協定を比較したもので、パネル下部の日本のグラフを見ると、TPPよりASEAN+6のほうが経済押し上げ効果が高いのが分かります。
この点、野田総理から国民に対して詳しい説明がないんですよね。
なぜわざわざ経済押し上げ効果が低く、さらにISD条項という厄介な問題のあるTPPに入ろうとするのか。
TPPにおいて、何か「ASEAN+6」以上に素晴らしいメリットがあるのならそれを国民に説明してほしいです。
今のまま、詳しい説明を避けてTPPに進んでいくのは日本の国益上望ましくないのではないかなと思います。