読書日和

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同窓会

2014-08-16 23:32:46 | ウェブ日記
今日は中学校の同窓会がありました
同窓会が開催されるのは中学校卒業以来14年ぶりです。
14年ぶりに顔を会わせてみると、すぐ分かるくらい昔のままな人もいましたし、全く分からない人もいました。
男子は比較的分かったのですが女子は大幅に変わっていて誰だか分からず「ちなみにお名前は」と聞くことが何回かありました。
全く会っていなかったものの結構色々話すことができ、楽しい時間を過ごすことができました

同じテーブルに座った人の一人が、「小学校の先生になりたくて、今はもう一度大学生になっている」と言っていました。
「この年で何をやってるんだという感じだが」とも言っていました。
私はこの時、「いや、そんなことはない」と一言だけ言いました。
一緒に聞いていた女の人も同様のことを言っていました。

私は家に帰ってきてからその人に以下のようなメールを送りました。


「この年で何をやってるんだという感じだが、と仰られていましたが、私はそんなことはないと思います。
まだ30歳を迎えたばかり、何をやるにしても遅いということはありません。
定年まで見つめるとあと30年もあります。

以下は東京九段・靖国神社で毎年行われる「みたままつり」に昨年行った時、境内に奉納されていた言葉のひとつです。

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

私はこの言葉が強く印象に残っています。
何かを為し遂げようとする時、それが叶うかどうかはその人の情熱次第。強い意志を持って行動すれば、それは達成に向かうという意味です。
小学校の先生になりたいという○○さんの目標も、情熱を持って取り組めば叶えられるのではないでしょうか。」


私の世代は今年度で30歳になる世代です。
私も来月で30歳を迎えます。
30歳は、人生の進む方向、目指す方向がある程度見えてきて、そこに向けて進みだす頃合いという気がします。
20代は自分に何が合うのか見定められず、苦労し悩むといったことが往々にしてあるのではないでしょうか。
なので自身が小学校の先生になりたいと考え、もう一度大学生として勉強し進み出しているのであれば、全く遅いということはないです。
仮に60歳が定年だとするとあと30年、65歳が定年だとするとあと35年もあります。
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」の最後の二節は、成就しないのは、その人がやろうとしないからという意味です。
転じて、情熱を持って取り組めば、成就に向かうということでもあります。
長い長い現役の社会人としての生活、出来ることなら自分のなりたいもの、もしくはなりたいものに近いものになって、過ごしていきたいものです。

そんなことを考えさせられる同窓会でした。