我が家の畑では、毎年種をまかずに収穫出来るものがある。それはカボチャ。我が家は環境問題にも取り組んでいるので燃やすゴミの中に生ゴミは入れない。それは生ゴミが焼却炉の温度を下げてダイオキシンの発生を促してしまうということと、生ゴミはすべて土に帰すのが一番自然なサイクルだと思うから。そんなふうに堆肥づくりをしているので、春になって芽を出したくなったいくつかの種が自分で時期を選んで発芽する。それを抜かずにそのまま置いておくと実がなるって訳。今年は30個くらいのカボチャが実った。今日はそのカボチャを使ってシチューを作ろうと鍋に仕込んだ。仕事をしている間にストーブの上に置いておけばグツグツと出来上がる、なかなかエコなお料理でしょ?天からの恵み、このカボチャたちを見てるとつくづくそう思う。そして、ちゃんと上手に使わないと春になるまでに腐って消えてしまうのだ。何か魔法で呪文をかけられたカボチャみたいだと思いません?