雪の積もった山道を歩くとほとんどの木々が葉っぱを落としているので、いつもと同じ道を歩いていても他の季節とは違う印象になる。特に今年のように大雪が降ったときは山全体が何だかシンプルになったような気がする。そんな木の中でもこの季節、とても目立っているのがこのイイギリの木。赤い実をぶどうのようにぶら下げて立っているので思わず見とれてしまう。白い雪の上にこの実が落ちているのもなかなかきれい!他の季節にはあまり目立たなかったこの木。今度からは他の季節にもちゃんと見てあげよう。殺風景な景色の中で、この木は何だか元気を与えてくれる木だな。それにしてもいまだに実った実が健在なのは、お腹をすかしているはずの野鳥たちにとっては好みの味じゃないんだろうな。