沖縄に住む兄妹の物語。沖縄の町や、沖縄の方言でつづられていくというだけで見ていて気持ちのいい映画だったけど、ストーリーはちょっと哀しすぎる。親を亡くして幼い頃から血のつながらない妹を守って生きてきた兄、洋太郎。兄が大好きで兄を慕って生きてきた妹、カオル。洋太郎のあまりに一生懸命に働く姿が何だか見ていて切なかった。そして、家族を捨てて無責任に放浪する父親。
家族って一体なんなのだろう?それは血のつながりの有無よりも、身じかで心から支え合える人間同士のことなのかもしれない。そこには愛する思いと信じる気持ち、思いやりがあればいい。自分では選べない境遇や運命のようなもの。誰かのために生きるってとても気持ちのいいこと!そんなことを考えさせてくれた映画だった。そして、最後まで兄として妹を支えようとする姿が健気で愛おしかった。そんな一番大切で大きな愛を失ってしまったら、私だったら生きていけるかしら・・・?と見ているだけで何だか喪失感を感じてしまった映画でした。最後はもっとハッピーに終わってほしかったな、と思うと同時に、主人公の洋太郎の前向きさが何だか心に染み込んでくる映画でした。
家族って一体なんなのだろう?それは血のつながりの有無よりも、身じかで心から支え合える人間同士のことなのかもしれない。そこには愛する思いと信じる気持ち、思いやりがあればいい。自分では選べない境遇や運命のようなもの。誰かのために生きるってとても気持ちのいいこと!そんなことを考えさせてくれた映画だった。そして、最後まで兄として妹を支えようとする姿が健気で愛おしかった。そんな一番大切で大きな愛を失ってしまったら、私だったら生きていけるかしら・・・?と見ているだけで何だか喪失感を感じてしまった映画でした。最後はもっとハッピーに終わってほしかったな、と思うと同時に、主人公の洋太郎の前向きさが何だか心に染み込んでくる映画でした。