友人と巣箱をかけよう!と相談していたので、
今日は一緒に巣箱掛けをしました。
ここは卯辰山の中腹。友人は神社の神主をしながら、
アセスメントの仕事で全国飛び回って野鳥の調査をしています。
私の手元に新しい巣箱が2個あったので持参。
一応、シジュウカラ用の巣箱で
鳥が出入りする3cmくらいの丸い穴が開けてあります。
2年前にそこから10匹もらったメダカかが、今年は我が家で
5倍に増えたので、今日は10匹お返しのメダカと
増えたホテイアオイ(水生植物)も持参しました。
今年はその辺りで友人が3個の巣箱を掛けていたので
ついでに、巣箱のお掃除もすることにしました。
まず1個目の巣箱。
中を開けると、卵が2個残ったままでした。
あとの卵は無事に羽化してヒナ鳥たちは巣立ったのでしょうか。
下には水苔が敷かれ、上の方には
どこから運んできたのか綿のような化学繊維が
ふかふか敷いてありました。
いつもながら、巣材を上手に集めるのに感心します。
2個目の巣箱を開けると
これにも1個卵が残っていました。
隅っこには、ヤモリが潜んでいました。
何故かこの巣箱は少し湿っぽい。巣箱の底の
水抜きの穴が詰まったのかもしれません。
穴の目詰まりも掃除です。
3個目は、産座の形が残っていないようなのですが
果たして使われていたのでしょうか?
でも、水苔と綿のような繊維は
たくさん運び込まれています。
最後に、ムササビ用に掛けたという巣箱も覗いてみました。
大きさは穴が7cm、箱の大きさはシジュウカラ用の巣箱より
2周りくらい大きい感じです。
あらっ、こちらには杉の皮が敷かれています。
確かムササビは杉の皮を敷くらしいと友人がいうので
やっぱりムササビが出入りしていたようです。
大喜びの友人、今度気配がしたら見張ってみよう!なんて約束しました。
そのままそっと元の場所に戻しました。
さぁ、来年の準備はできました。
野鳥たちがまた巣作りに使ってくれるとうれしいですね。
卯辰山を歩く楽しみがまた増えたのでした。