しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

猿との遭遇。(10/16*火)

2007-10-16 | 自然大好き!

友人と山行きを計画していたので
昨夜は遅くまで仕事をして、今朝はいざ出発!
行き先は、白山の手前の一里野にしました。
スキーシーズン以外は、人の気配の少ないこの場所。
ゴンドラの到着口の上まで、歩いて登ってみることにしました。




歩いていると、舗装された道に犬のフンくらいの大きさのものが
まるで道先案内人のように落ちています。
そして、時々獣くさい匂いが漂っています。

山はもう紅葉は始まっているようで
ヤマブドウの葉がきれいに色づいていました。

ナナカマドの赤い実が鮮やか!


ゆっくり2時間ほど歩いてひと休み&昼食。
大きな岩を見つけてその上に二人で座りました。
食後は山びこを呼ぼうと大声でヤッホ~!
山びこは確かにそこにいて、応えてくれました。

もう少しで登りきれそうな場所まで行くと
突然、奇声が数カ所であがり驚いて立ち止まると
今度はあちこちで木がゆっさゆっさ揺れます。
双眼鏡で覗き込むと、猿の群れがいました。
どうも近づかないように威嚇しているようです。
ボスザルがこちらを見て、私たちを追い払おうとしている
様子がわかったので、少々残念でしたが引き返すことにしました。


よく見ると、道にはたくさんのヤマブドウの皮が落ちていて
ここら辺りはこの群れのテリトリーのようです。

思いがけず出会った野生の猿の群れ。
これからの厳しい冬に備えて、
秋の実りを思う存分味わうひととき。
小さな子猿たちも厳しい冬を乗り越えねばなりませんね。

ツルリンドウの実。(10/15*月)

2007-10-15 | 植物大好き!

よく歩く山道の脇で見つけた実は、ツルリンドウの実。
こんな身じかな場所で会えると思っていませんでした。
花が咲いている時には、
歩いていても気がつかないほど
上手にかくれんぼをしていたのでしょうね。
でも、実がなるとこんなふうに目を惹きます。
お花の中からひょっこり出て来る感じが面白いですね。

この実は果実酒にするとお花のいい香りがするらしい。
滋養強壮のお薬になるそうです。
もう少し熟したら、実を味見してみようと思っています。

ササゴイの池草刈り日。(10/14*日)

2007-10-14 | 野鳥大好き!
(セルフタイマーで撮影しようとして自分の後ろ姿を
 写したのはもちろん私です:笑 写真上)

野鳥の会・石川支部の定例探鳥会は毎月、
第2日曜日に普正寺の森で行われています。
ここは川の河口でもあり、森があり、水場があり、海があるので
渡り鳥の中継点にもなっている場所です。

その森の中にササゴイの池と名づけられた場所があって
今年から、県の委託を受けて幹事たちでお掃除当番を回し、
年に2回は、みんなで草刈りをします。
今日はその草刈りの日だったので会員さんにも声をかけて
定例探鳥会の後、お昼を食べて集まった約30名で草刈りをしました。
初参加の方が、草刈りまで残ってくれてみんな感動!

私は炊事班で朝から買い出し。
森の中にあるバーベキュー広場で
おにぎり、焼きそば、トン汁を作って
ワイワイおしゃべりしながらみんなで食べました。

草刈りが終わったあとのスッキリした水場には
さっそくオナガの群れが15羽くらい飛んで来て
にぎやかに水浴びを始めました。
その姿にみんなもニコニコ、草刈りの大変さも吹き飛びました。
オナガたちからの“お疲れさま!”
という声が聞こえてくるようでした。

獅子吼高原へ。(10/13*土)

2007-10-13 | 自然大好き!

昨日は高知県からお客さまが、
金沢ふるさと偉人館で企画されている「中西悟堂展」を
取材しに前日入りされたので、こちらを案内しました。
中西悟堂さんは野鳥の会の創立者でもあり、
探鳥会を日本中に広めた人でもあります。
金沢はその中西悟堂さんの生誕の地。
この企画展は11/25までやっています。

お客さまは、高知県で生き物や自然を守る活動をされている方で
五年前にヤイロチョウのエコツアーに
親子で参加してからのお付き合いです。
今回の希望は「高い場所から加賀平野を見下ろしたい!」とのこと。
お昼過ぎに金沢駅に到着なので、時間も考慮に入れて
どこに行こうかと考えたのですが、獅子吼高原へ行くことにしました。

獅子吼高原は、ゴンドラで一気に登ると
はるか加賀平野を流れる手取川を一望できます。
頂上ではススキが揺れてさすがに風も強かった。
昔はここでタカ渡りの調査をしたこともあります。
またハングライダーで有名な場所です。

私も地元にいながら久しく訪れていない場所だったので
高原の山歩きを楽しみました。尾根沿いに歩くと
足下に平野が広がりなかなか爽快な歩きでした。
何といっても山々の重なりが美しい!
こちらの山はミズナラなどがかなり枯れていてちょっと無残な姿です。
途中でキノコを眺めながら歩きました。熊に用心!の看板があちこちに。

(日が落ち始めると遠くの海が輝き出しました)

(とってもいい香りのキノコでした)

(キツネノチャブクロ)

よくも飽きずに一緒に夜まで話し続けたと思うのですが
今回、私にとって新鮮な言葉をいくつかもらって心に残っています。
そして何よりも、その方の「未来に託す情熱」にちょっと圧倒されました。

その方も小さな頃から生き物が好きだったらしく、私も同じで
家にいろんな生き物を連れて帰るので親にすごく嫌がられました。
小さい頃の夢は獣医さんだったなぁ、なんて
話しながらそんな昔の夢まで思い出していました。
結局、高校生の時にデザインの道を選ぶのですが
本当に好きなものは、大人になっても
好きに変わりはないのかもしれませんね。

今、私が自然や野鳥に関わっているのは
もしかしたら、すごく当たり前なことなのかもしれません。
そして、その好きな気持ちをどのように表現していくのか
それが愛情に溢れたものなのか?それとも突きつめると我欲なのか?
生き物を前にするときには、人はその分かれ路を歩いて
自分を表現しているのだと思います。そして、それを問うていくのは
他人ではなく自分自身だと思うのです。

秋の実。(10/11*木)

2007-10-11 | 植物大好き!
10月に入って涼しくなってきたと思っていたら
山では赤い実、青い実が色づきはじめています。

クサギの実はきれいで思わず見とれてしまいます。
羽根つきの羽のような形ですね。(写真上)


ガマズミの実も赤く色づいてきました。
まだ固い実を味見すると、青リンゴのような酸っぱさでした。


ウドの黒い実が円を描いていてかわいい。


道端ではケンカ中でしょうか、
大きなスズメバチが取っ組み合いをしていました。
戦っている様子をはいパチリ!
今日は友人とたっぷり朝の山の散歩を楽しみました。


家ではあかばなの花が咲きました。
もっとずっと咲いていてほしいのに
どうしてたった一日でしぼんでしまうのでしょうか。

もしも泥棒が・・。(10/10*水)

2007-10-10 | 猫大好き!
私 :もしもこの家に、泥棒が侵入してきたらどうする?
レオ:僕は男の子だから、もちろんこの棒で叩きのめすよ!(写真上)


ルー:私は、お気に入りのこのスリッパを投げつけてやるわ!


ミユ:ぶるぶる、怖いから私は貝になるわ!

ルー&レオ&ミユ:でもさぁ、この家とられるものってあるの?
バカバカしい想像はやめて、お昼寝の続きをしようニャ~!

10月のアサギマダラ。(10/9*火)

2007-10-09 | 生き物大好き!

何だかんだと私の周りで
アサギマダラの名をよく耳にする。
アサギマダラは渡りをする蝶で、能登の方では研究者に
マーキングされてから放たれていて
その蝶が鹿児島の喜界島で見つかっているそうだ。
そんな新聞記事を読んだのがきっかけらしく
見たことのない友人は、一度見てみたいと憧れている様子。

私は夏場に医王山に出かけると会える蝶。
暑い夏に、ブルーの羽が涼し気でとても印象に残る蝶だ。

先日、卯辰山に住む友人が
毎年一頭だけアサギマダラを見かけるというので
私は「えっ、私は毎日お散歩していても見たことないよ~!」
なんて話していたすぐ後に、私の目の前をふわりと飛ぶ蝶が!
「出たよ~!」と叫びながら、デジカメで写す、写す、写す。
そうか、こんな近い場所にもいたんだ。
10月に出会ったアサギマダラは
何だか少し小さく見えました。
会えてうれしかったな。久々に興奮しましたが
これから南に向かって旅立っていくのでしょうか。

サルノコシカケ酒。(10/8*月)

2007-10-08 | 食べもの大好き!

先日見つけたコフキサルノコシカケ
このタイミングで見つけたのでやってみない手はない!
という事で、サルノコシカケ酒作りをしたのでした。
このサルノコシカケ、香りはキノコの匂い。
良くも悪くもない、素っ気ない香りでした。

茶色の表面は木質で固くて、まるで木そのもののようです。
上から体重をかけてやっとのことで採れました。
猿が腰掛けても大丈夫な名前の所以でしょう。


断面は、茶色の筋が蜜に入っています。
何だか全然キノコの感じがしませんね。
チョコレート菓子といわれた方がピッタリの色合いですが
よく見ると下に行くほど色がグラデーションで
白みがかっています。


裏側は、アップに写すとこんなふうに
小さな穴が無数に開いているのですが、
ここから胞子が出てくるのでしょうか。

ビンに入れる時に包丁で切ろうとしましたが
びくともしません。仕方なしに手で割って入れました。
氷砂糖も少し入れて、後日レモンを足そうと思っています。

チチンプイプイ、美味しいお酒になぁれ!
初めて作ってみたサルノコシカケ酒。
我が家の果実酒づくりの本にもちゃんと出ていました。
1ヶ月後から飲めるそうですよ~。

茶色のアマガエル。(10/7*日)

2007-10-07 | 生き物大好き!
午前中、畑に行って収穫しての帰り道。
誰かの視線を感じて横を見ると
あれ~、アマガエルがミラーの上に掴まってついてきていました。
振り落としたら可愛そうなので、
車を止めて手を差し出すとピョンと飛び乗ってきました。
「お前は手のりガエルか?」なんて思いながら小さな溝に逃がしました。
土の上にでもいたのでしょうか、茶色の体色のアマガエル君でした。


午後からは、金沢史跡コンサートに出かけました。
史跡コンサートは、金沢にある歴史ある建物をコンサート会場にして
演奏会が催されています。先日のパイプオルガンのあった
ミッションスクールの講堂でのWAINOのコンサートも
この史跡コンサートでのイベントでした。
市民のファンも多く、なかなか金沢市らしい試みだと思います。
今日は中国のリュウホウという女性の二胡のコンサートです。
なんでも中国の二胡のトップソリストらしい。
今回の場所は湯涌創作の森の里山の家。
私が木版画でよく来る場所です。
ここには明治、大正期の民家や蔵が
移築改装された建物が何棟も立っています。


曲の合間には、ちょっとたどたどしい日本語で
二胡という楽器の説明やチャイナドレスにまつわる
中国の歴史も語ってくれました。悠久の音に包まれた時間。
奏者のにこやかな笑顔がとても印象的でした。

今日は暑いほどの日差しでしたが
風はしっかりと金木犀の香りとともに
秋を感じさせてくれました。

巣箱掛け。(10/6*土)

2007-10-06 | 野鳥大好き!

友人と巣箱をかけよう!と相談していたので、
今日は一緒に巣箱掛けをしました。
ここは卯辰山の中腹。友人は神社の神主をしながら、
アセスメントの仕事で全国飛び回って野鳥の調査をしています。
私の手元に新しい巣箱が2個あったので持参。
一応、シジュウカラ用の巣箱で
鳥が出入りする3cmくらいの丸い穴が開けてあります。

2年前にそこから10匹もらったメダカかが、今年は我が家で
5倍に増えたので、今日は10匹お返しのメダカと
増えたホテイアオイ(水生植物)も持参しました。

今年はその辺りで友人が3個の巣箱を掛けていたので
ついでに、巣箱のお掃除もすることにしました。


まず1個目の巣箱。
中を開けると、卵が2個残ったままでした。
あとの卵は無事に羽化してヒナ鳥たちは巣立ったのでしょうか。
下には水苔が敷かれ、上の方には
どこから運んできたのか綿のような化学繊維が
ふかふか敷いてありました。
いつもながら、巣材を上手に集めるのに感心します。


2個目の巣箱を開けると
これにも1個卵が残っていました。
隅っこには、ヤモリが潜んでいました。
何故かこの巣箱は少し湿っぽい。巣箱の底の
水抜きの穴が詰まったのかもしれません。
穴の目詰まりも掃除です。


3個目は、産座の形が残っていないようなのですが
果たして使われていたのでしょうか?
でも、水苔と綿のような繊維は
たくさん運び込まれています。


最後に、ムササビ用に掛けたという巣箱も覗いてみました。
大きさは穴が7cm、箱の大きさはシジュウカラ用の巣箱より
2周りくらい大きい感じです。
あらっ、こちらには杉の皮が敷かれています。
確かムササビは杉の皮を敷くらしいと友人がいうので
やっぱりムササビが出入りしていたようです。
大喜びの友人、今度気配がしたら見張ってみよう!なんて約束しました。
そのままそっと元の場所に戻しました。

さぁ、来年の準備はできました。
野鳥たちがまた巣作りに使ってくれるとうれしいですね。
卯辰山を歩く楽しみがまた増えたのでした。

石膏デッサン室。(10/5*金)

2007-10-05 | アート大好き!
午前中は仕事。お昼からは、印刷会社の勉強会に参加してきました。
ホテルのお食事付きの、ちょっとリッチな勉強会でした。
それが終わって、街に出たついでに用事をいくつか済ませて
今度はまた別の用事で友人宅へ。

友人宅に行く途中に、母校の美大(我が家からすごく近い!)があるので
今日は石膏デッサン室に寄ってみました。

この部屋が好きで、今でも時々訪れます。
誰もいない部屋で石膏たちに囲まれていると
学生時代にこの部屋に通ってデッサンを描き続けた時のことが
まるで昨日のことのように感じられます。
それほど何も変わっていないデッサン室の雰囲気です。


友人宅に着いて、少しおしゃべり!帰ろうとすると
『美大生がこの近くで町おこしのイベントの
喫茶店をしているので見に行こう!』と誘ってきたので
帰り道に寄ってみることにしました。
商店街のあちこちが空きスペースになってしまっていて
何とかしたいと地元の商店街が美大生たちとのコラボを考えたようです。
今、金沢のあちこちでこういう現象が起きていて
大型店がやって来て、街中の小さなお店はどんどんつぶれています。

(お店のディスプレイに飾ってあったハロウィンのカボチャ。
学生の手作りオブジェだと思う)


(美大生のかわいい女の子たちがウェイトレス)

ただお茶を飲むつもりだったのが、友人がおせっかいにも
私をその場の人たちに卒業生だよ!と紹介したので
アドバイスを求められて、ついでにその場に取材に来ていた
新聞記者にもインタビューされてしまいました。
私だったらこんなふうに展開するな!というアイデアを
参考に伝えてそのお店を出ましたが、
どんな小さなチャンスも、それを生かせば
次の大きなものにつながっていくと思います。
偶然出会った若い彼女たちにエールを贈ったひとときでした。

サルノコシカケ。(10/4*木)

2007-10-04 | 植物大好き!

山道を歩いていて見つけたのはサルノコシカケ。
枯れ木にニョキニョキといくつも出ていました。
あまり見事だったので近づいてみました。
固くなったものはいろんな場所で見かけるのですが
これは成長中らしく、手で触ってみると
裏面は真っ白なビロードのような感触で気持ちがいい。
猿が腰掛けれそうなのでサルノコシカケ。
ちょっと笑えるネーミングです。
たしか薬効成分&制癌作用があったはず!

家にあるキノコ図鑑で調べてみると
これはコフキサルノコシカケのようです。
成長中の生菌が細胞内で多糖体を自家生産するが
枯れ死すると有効成分は雨などに流されてゼロになっていくらしい。
っていうことは、このキノコは使いものになりそうな感じです。
薬酒漬けがお手軽でいい感じなので試してみたいなぁ!うずうず。
今日は匂いを嗅ぐのを忘れたけれど
今度嗅いでみてから決めようかな。(なにゆえ?笑)


(昨日は夕焼け空のグラデーションがとてもきれいでした)

キツリフネ。(10/3*水)

2007-10-03 | 自然大好き!

昨日の朝は家の上空をヒヨドリの群れが5つ(350羽くらい)
渡りで通り過ぎて行きました。鳴きながら飛んでいたので気がつきました。
相変わらずどこにいてもにぎやかな鳥です。

今朝はスカッと晴れ渡った秋の空!
ついつい2時間もお散歩しちゃいました。

朝の森の中では誰にも会わずにひとりじめ気分。
朝露に濡れたツリフネソウがきれい。

この場所では、今が満開でしょうか。
絨毯を敷いたようなツリフネソウの花々でした。


しばらく歩くと今度はキツリフネが咲いていました。
ここでもキツリフネがたくさん咲いていて
とても見事でした。(写真上)
家や山で多く見かけるほとんどは赤紫色したツリフネソウの花。
キツリフネの方がちょっと珍しいような気がします。
色の違い以外にも花の後ろの巻き方が少し違う形をしています。
ツリフネソウの方がクリッと巻いた感じです。
キツリフネの花を一つ分解してみると形の面白さが解ります。
ついでに蜜はあるのか味見してみましたが甘さは感じなかったです。

10月に入っていよいよ野鳥たちが戻ってきました。
今朝、出会った順に並べると、
コサギ、カルガモ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、
キジバト、ヒヨドリ、カワセミ、トビ、ムクドリ、セグロセキレイ、
ハクセキレイ、モズ、カワラヒワ、エナガ、シジュウカラ、
ヤマガラ、メジロ、コゲラ、コサメビタキ、イソヒヨドリ
と21種類の鳥たちに会えました。
カラスたちは、もう色づきはじめた柿の実をついばんでいたし、
ヤマガラはエゴの実をとって食べていました。
旅の途中のコサメビタキの、パッチリとした
つぶらな瞳を久しぶりでじっくり眺めました。

沖縄のおみやげ。(10/2*火)

2007-10-02 | 平和大好き!

先日から新聞をにぎわしていた沖縄での平和大会、
それに参加してきた娘が昨夜帰ってきた。
仕事や遊び以外に、私も平和の学習のために
2回ほど沖縄を訪れたことがあるが、日本人はみんな
沖縄へ戦争の悲劇を学びに行ったらいいと思う。
どんなに戦争が悲惨で残酷でばかばかしいものかよく分かる。

今でも、あの時聞いたひめゆりの生き残りの方の話を思い出すと心が痛む。
その方は、あまりに辛く苦しく気が狂う程の出来事だったから
死ぬまで話さないでおこうと思っていた、と言っていた。
それを話さなければ、という使命を感じて重い口を開きはじめた。
その想いを日本に住む私たちも受けとめるべきだと思う。
集団自決をなかったようにするなんて
政治家たちのなんて勝手な言い草なのだろう。

と、こんな話をするはずではなかったのについつい・・・。
そうそう、それで沖縄のおみやげをいろいろ買ってきてくれた
訳です。シーサーが笑う、南国の島。

あれもこれも馴染みのあるおみやげだったのですが
なんとこれは?ヤンバルクイナのウンコ。
見るからにウンコらしくて笑ってしまいました。
私が野鳥好きだからって、なにもウンコを買わなくても・・。

十月桜。(10/1*月)

2007-10-01 | 植物大好き!

仕事の息抜きに見晴らしの良い山まで友人とドライブ。
そこで偶然見つけたのは十月桜
八部咲きくらいに花をつけた桜の木が立っていたのですが
その木の周りだけが何だか不思議な空間でした。
近づいて見ると、蕾がほんのりピンク色できれい!
思いがけないお花との出会いがうれしくて
しばし、うっとり眺めました。



周りはススキが風にそよぎ、
彼岸花が真っ赤に咲き誇っていて
アキアカネも飛んでいる秋の風情の中。

10月に入った途端に、「キキキーキー」と鋭いモズの高鳴きが
あちこちから聞こえ出し、渡って来たばかりの100羽くらいの
ヒヨドリの群れも見かけました。さぁ、これから秋本番です。
秋の一日一日を、思いきり味わいながら過ごしたいものです。