Funny How MUSIC Is...

洋楽と一緒のこの暮らし。Cardigansのことなら何でも聞いて!Queenも好き。Feelingも温かく見守ります!

「San Vito」

2024-05-01 14:25:54 | The Feeling
届きました、聴きました。
The Feelingの新しいアルバム「San Vito」です。

バンドはダンの家のスタジオからイタリアへ。
地元の金管楽器、弦楽器、パーカッション奏者も入り、「太陽、食べ物、文化が僕達の音に染み込んで」いるそうです。

オープニング「War's Not Won」はこれまでのアルバム同様にシングルになりそうな華があります。
Feelingど真ん中の、偏見や戦い、争いに対する曲。低音の声がちょっとゾワゾワします。
そこから先行シングルの「The Right Wrong」、励ましの歌「My Way Up」、「Join in the Noise」と、序盤の勢いがいいです。ミュージカルのようなノリの良さで、爽やかな明るさのある曲が並びます。
「I Won't Sleep Tonight」はLucie Silvasさんとのコラボ。
真ん中の「Intermezzo」とは、「幕間」とか「間奏曲」という意味らしいです。
「Call It Home」と「Everyday and All of the Night」は今までと違う感じが出ているように思いました。金管楽器などが活躍。古い映画音楽のような風味を出しながらちょっとダークな締めです。

おまけの「Never Be Lonely」と「Fill My Little World」は「Reimagined」というセルフカバー。
私の過激な感想ですが、上質できれいにはなったけど…個性がなくなっちゃった、と思いました。
ロックがレストランのBGMでバラードっぽいピアノ曲になってるのみたい。まあ一つの形ですよね!

さて、大体の印象は、最近のアルバムと変わらない感じ。
イタリアっぽさは予想していたほどハッキリではありませんでした。(もっと陽気でパンチがあると思っていた。)
「The Feelingのアルバムだけど、サレントのテイストが少し混ざってる」と言っていた通りかも。

私も音楽を聴く気持ちに前よりも余裕が出た感じです。
GWは家の片づけなどだから一人の時間が取れないけど、できれば聴きたいなと思っています。家にいるなら気ままにのんびりしたい~。


San Vito

1.War’s Not Won
2.The Right Wrong
3.My Way Up
4.Join in the Noise
5.I Won’t Sleep Tonight
6.Intermezzo
7.Sun Won’t Shine
8.Eyes Open
9.Foul Weather Friend
10.Call It Home
11.Everyday and All of the Night
12.Beautiful Lies
13.Never Be Lonely (Reimagined)
14.Fill My Little World (Reimagined)
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「The Right Wrong」

2024-01-30 10:35:02 | The Feeling
The Feelingの新しいアルバム「San Vito」からの先行シングル「The Right Wrong」が発表されました。

このアルバムは最初のアルバムを作っていた納屋時代の基本に返ってThe Feelingらしい曲になっているらしいのですが、パッと聞くとどちらかというとセカンド「Join with Us」以降の感じ。
でも気付いてみれば、これがThe Feeling、ど真ん中なのです。
ぬかりなくポップで、影があるのになんだか明るい。
歌詞もスレートに「間違っていると言われても本当に正しいことをしよう」と訴え、らしさ炸裂。
もはや安心感を覚える長年のファンです。




配信が主な時代になってしまったのか、なんかジャケットとかないのが寂しい。

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「Live In London」

2023-12-11 11:01:02 | The Feeling
The Feeling初のライヴアルバム「Live In London」が発売されました。

2022年10月、ロンドンのShepherd’s Bush Empireで行われたコンサートのものです。

曲は大ヒットしたファーストアルバム「Twelve Stpos And Home」と最新の「Loss.Hope.Love」がメイン。
「Kettle's On」はファーストの曲だけど、当時は演奏してなかったと思います。地味だけど結構良いんです、これ。
「Video Killed The Radio Star」や「Fat Bottomed Girls」はずっと前からやっていた曲。
最後が「Fat Bottomed Girls」というのは盛り上がって面白そうですね。

Live In London
01.Fill My Little Fanfare
02.High Like You
03.There Is No Music
04.Fill My Little World
05.Never Be Lonely
06.Love People
07.Kettle's On
08.Never Gave Up
09.Rose
10.Helicopter
11.Video Killed The Radio Star
12.Everybody's Talking About Jamie
13.This Was Me
14.Sewn
15.Join With Us
16.Love It When You Call (Encore)
17.I Thought It Was Over
18.Leave Me Out Of It
19.Fat Bottomed Girls

私はライヴを聴くだけというのは苦手なので、これは入手していません。
でも全然日本に来ないから、音でもいいか、なんて気になってきました。

そして、そうブツブツ言っている間に、来年の4月に新しいアルバム「San Vito」が発売予定となりましたー!
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「Turn It Up」

2023-11-10 10:26:54 | The Feeling
久し振りに音楽を聴いたら、いつもふつうに聴いていた曲がひっかかりました。

The Feelingの「Turn It Up」です。



歌詞の一部です。

Don't say anything
You're talking but you don't say anything
You don't do anything
You're moving but you don't do anything

So turn it up, turn it up
'Cause little love just ain't enough
Yeah, turn it up, turn it up
Ain't nobody wants to be alone
There ain't nobody wants to be alone


この「喋っているけど何も言ってない、動いてるけど何もしていない」。

…ギクッ!!

この曲は、日々の楽しみを増やすことを呼びかけています。

小さいストレスが積み重なって、何かしようにもそこまで行動に移す気力もない日々。
楽しみがあったらいいでしょうね~。

とりあえず、私はまた音楽を聴くちょっとした時間を見つけて、この曲も聴きながら楽しいなあと噛み締めたいと思います!
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「Loss.Hope.Love」

2022-12-20 16:31:20 | The Feeling
5月に発売されたThe Feelingの6枚目のアルバム「Loss.Hope.Love」を聴きました!
初めて配信で買ってしまった。CDを買うのが上手く行かなかったためです。
今回のジャケットあまり好きではないし。気に入ったらCDを買うつもりで。


Queenのような要素、と前に読んだような気がするのですが、全然です。
紛れもなく、他でもない、The Feelingです。
印象では「Boy Cried Wolf」(2013年)と似ています。
(個人的に言うと、2016年のセルフタイトルアルバム「The Feeling」はもはやなんだっけという印象の薄さ。)
ボーナスの3曲はミュージカル「Everybody's Talking About Jamie」のために書かれた曲のThe Feelingバージョンです。

キャッチーな冒頭の「High Like You」は新しいアルバムを聴く喜びを目覚めさせてくれました。
ライヴに向いていそうな曲。
2曲目は先行シングル「There Is No Music」。

順調に楽しく進んでいてのですが、少し先からちょっと中だるみでした。

7曲目は「Love People」。私はこれが一番推し。
これはコロナウイルスのロックダウン中に作られているのですが、温かい応援歌です。

昔のアルバムには自分のあり方、葛藤についてが一つのテーマにありました。
今回は40代になり、前の青春の叫びとは違った大人らしさが出ているようにも感じました。

総じて「中期(多分)」としての音楽が確立しているのがよくわかりました。
私は前期のファンですが、これはこれでいいと思います。

そして、変わらないのは、明るさの中にメランコリーがある、寂しい気持ちを明るく歌う、というような彼等の考えるポップスのあり方に基づいていること。
そういう泣き笑いな感じ、ちょっぴり切ない感じは、人生のテーマですよね。


Loss. Hope. Love.

1.High Like You
2.There Is No Music
3.Never Gave Up
4.There's a Word For It
5.On The Edge
6.Lost
7.Love People
8.No One To Blame
9.Cascade
10.Wrong
11.For The Future
12.Morning Light (plus hidden track- Takes a Beat Away)
---
13.This Was Me (From ''Everybody's Talking About Jamie'' / Alternative Version)
14.While You're Still Young (From ''Everybody's Talking About Jamie'')
15.ETAJ (From ''Everybody's Talking About Jamie'')
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