Funny How MUSIC Is...

洋楽と一緒のこの暮らし。Cardigansのことなら何でも聞いて!Queenも好き。Feelingも温かく見守ります!

The Feeling「Twelve Stops And Home」

2006-08-29 13:17:00 | The Feeling
かなり聴き込んだのでThe Feelingの「Twelve Stops And Home」のレビューを改めて。

まず全体的に、穏やかな人のロック。本人達も「基本シャツ」でスマートにキメているだけあって、好青年の音楽みたいな感じ。
普段着感覚の気取らない音楽の中に、「Queenの後継者」にも納得できるだけのきちんとした核が存在しています。本当にコーラスも豊かで、音楽性も高いです。まだまだ若さか新人風味はあれど、そこが良いのだ。

「I Want You Now」や「Love It When You Call」、「Never Be Lonely」、「Fill My Little World」は爽快なメロディが光って、優しくてキッチュ。かといってすぐ飽きてしまうような安っぽさは全くなし。その世界に浸っていれば絶対に毎日「ちょっとした幸せ」にニンマリしちゃうような健全さが宿るに違いない!

「Kettle’s On」は個性的。最初のベースのリズムに美しいピアノが流れを与え、囁くようなヴォーカルが乗り、途中で一転してメロディアスなロックになって…。Queenの「Get Down, Make Love」とかクラシックのボレロを思い浮かべました。 ベースのリズムが目立つものはちょっと苦手なんだけど、クセになる味。

「Sewn」や「Helicopter」は渋いけれどテンポがよく、聴きやすいです。

「Rose」はゆったりしたバラードで、多分アルバムで一番「美しい」のでは?ピアノでしっとりしてます。

「Blue Piccadilly」は「旅」がテーマの曲だそうです。このアルバムのタイトル「Twelve Stops And Home」が歌詞に出てきますが、これはダンが利用していたロンドンの地下鉄のことだそう。曲も12曲なので辻褄も合う。(けど、日本版は15曲だね。)3拍子とダンの力の入った歌声が印象的。

「Anyone」と「Same Old Stuff」はフツーすぎるほど標準的な印象です。最近飛ばし気味。

私はネットで入手して手元に実物を持っていないので、日本版を買ってボーナスも聴くつもりです。
思い切ってアルバムを買ってみるだけの価値はあるんじゃないかな~?と思いますよ。
聴けば聴くほど味が出ます。

Twelve Stops And Home
I Want You Now
Never Be Lonely
Fill My Little World
Kettle’s On
Sewn
Anyone
Strange
Love It When You Call
Rose
Same Old Stuff
Helicopter
Blue Piccadilly
Sun Is Shining(日本版)
When I Return(日本版)
Miss You(日英)

歌詞はこの辺でどうぞ。

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たまにはクラシックでも

2006-08-25 10:02:42 | ほかの音楽
TSUTAYAのレンタルカードの更新時期になりました。
お知らせ葉書で1つレンタル無料になるのは嬉しいのですが、何を借りよう~?

本当に欲しいアルバムはCDとしてきちんと形が残る方が良いし、ジャケットのアートワークを見るのも好きなので、レンタルやダウンロードでは済ませたくないところ。

ちょっと試しに聴きたいアルバムとなるとA級がなくてB級が数え切れないくらいの今。
しかもこのネットが便利な時代、下手すると無料で曲を手に入れることも可能…。

そうなると、ネットで流れないようなマイナーなアルバムで、CDで買いたい程欲しくはなく、かつ1枚に聴きたい曲が沢山入っているものがターゲット!

…というわけで、悩んだ挙句、選んだのが「ever!」。
今は懐かしい、大流行したクラシックアルバム。どの曲も3~5程度に編集されている所が良からぬかもしれませんが、気軽に聴くには最適。
家にもクラシックのアルバムボックスセットがあるので、CDとしてなくても大丈夫だし、悲しいかな、曲名と中身が一致しないので聴きたい曲を選び出せないし、長い組曲を町歩きには聴けないしね。

もうすぐ秋です、ちょっとクラシックで優雅な美しいオーケストラに耳を傾けましょう~。

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Cardigansと結婚式

2006-08-24 16:13:41 | The Cardigans
「Cardigans 結婚式」で検索されてこのブログに来て下さった方がいたようです。
ので、「Cardigansを結婚式で使うなら」、はたまた誰の何が良いのかどうか、ちょっと考えながら楽しむことにしました。

そうだな~。
有名なのは「Lovefool」だけど、「ウソでも良いから好きって言って」みたいな歌詞で良いものだろうか…。
でも「Love me, love me」っていうのが「率直なオトメ心」みたいで何より愛らしくて、音楽のかかる時間が短くてもキャッチーだから印象に残るし。
情報番組でも熱愛のニュースの時にかかったりもしますからね。いいかもしれない☆

ヒット曲はどれもあんまり幸せな歌じゃないもので、そこが悩ませるところ。
そういうの結構ありますよね。

マイナーだけど「Life」に入っている「Tomorrow」という曲は「明日になったら彼女の痛みは半分になるわ。明日の朝は甘いキス。明日は何の怖いものもない」と言う歌詞で、結婚する二人には良いのではないかとひそかに思ってます。
Fine」も「私はあなたの金の指輪を心の中でしているの。とっても似合うの。私は貴方の近の心に包まれてるの。とっても合ってるわ。そして人生は良い感じ」ということで、また良いと思うなあ。
私が万が一何か歌えと言われたらどっちかを選びたいナ。

友達の結婚式では、10年の離れた旦那さんが当時23歳のヨメにH2Oの「思い出がいっぱい」を歌っていました。「大人の階段上る~」とか「幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてるね~」とか「子供だったと~」とか、「いいのか?!」と一人思ってしまった。

きっと良い歌なら歌詞とかそんなものは関係ないのだ!
洋楽だしね、とりあえず、まずはムードの問題なのだ!
Cardigansファンとしては、全国のお嫁さんにどしどし使っていただきたし。

ちなみに、Caridgansの歌詞ならココが早いですよ。「Carnival」も「Lovefool」も最新アルバムまであります!

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Queenファンへ道連れ

2006-08-22 13:13:36 | Queen
友達を見事にQueenファンに道連れすることに成功しました!

特に何をしたって言うわけじゃないのです。
「Queen好き」を連呼していたらWOWOWの特番を録画してくれたりしていたのですが、そこで関心を持ってくれたらしく図書館にあった「華麗なる孤独とかその辺の本を読んでくれたのです。(私に聞いてくれたらあんまりお勧めはしなかったんだけど…。)
で、「フレディと趣味があう!」と一方的に思い込み、のめりこんでくれたわけです。
確かに友達はネコ好き、イギリス好き、日本好き、ビーチボーイズ好き…。動物占いも一緒だとか何とか…。ワタシだって趣味が合うもん!

そんな訳で初期から順番に巡っていこうとする私とは逆に、本から入った彼女は80年代のQueenにスポットを当て、Queenの誕生日や子供がどうこうとかに詳しくなっていて、ベスト版を聴き、DVDでライヴとプロモを見ているそうです。
私はDVDはまだ買っておらず、古雑誌を買ったりしております。

そしたら彼女がDVDを貸してくれました~!ラッキー☆
見たことはあったし、私も勿論その内買いますが!
先輩ファンとして「一緒に真似するわよ!」と言うと「じゃヒゲ用意しなきゃ」と言うので、私:「長髪でも良いよ。」友:「じゃあ胸毛が要るね。」私:「美容院行って落ちた毛貰うこと。」友:「厳しい~!」私:「ま毛皮でもいいけど。」友:「キラー・クイーンだ!あの手つき~!」…これ全部メールのタイトル。
下らない乙女達です。

面白いのは私とも食いつく所が違っていること。
「これイナバウアーじゃない!カッコイイよね~!」と興奮していました。
はたまた「ムスターファって曲はデートでかけてはいけない曲らしいけど、ホント?!」というので聞かせてあげたり…面白いです!

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The Feeling at Summer Sonic in Tokyo

2006-08-21 13:50:32 | The Feeling
サマソニから1週間以上過ぎてしまいましたが、The Feelingのレポ。

春頃英国の友に彼等を薦められた時には「まあいいかも♪」と思いつつ、私にとっては非常に珍しくアルバムの全部を聴けるという奇跡を起こした彼等。新人ならぬ力量が彼等にはあるのだろう。(か?)

とはいえ「ついで」感が強かったのではありますが、何とビックリ、当日の朝から聴いちゃってるじゃないの、私ってば。
しかも、楽しかった!!

イントロで「Fill My Little World」のアカペラコーラスが流れ、正統的な高音の美しいハーモニーがオーディエンスを惹きつけました。
私はQueen(の「Merch Of The Black Queen」)に繋がる感じを得て、妙にハイ。

彼等はポリシー「基本シャツ」通りみんなシャツで、私の心はガッチリ。

気分爽快な「I Want You Now」で始まり、若くフレッシュな彼等にぴったり。
次々演奏される曲はみなキラキラしていて、音楽の楽しさが伝えられているのかも。
彼等自身も一生懸命と言うか、感情を全身で表して演奏している感じでした。

バラード「Rose」は「ワインを飲みすぎた時に作った」らしいのですが、すごくロマンチック。
「Hmm~」とハミングに合わせて揺れ動くヴォーカルのダンの手の動きは、何だか健康的にセクシー。

目のパッチリしたダンに私の背後の女子が、思わず低い声で「カワイイ…」。ホントね(笑)!
彼は「Love It When You Call」でステージに向かって左ナナメの方を見た時に目をクイクイっと大きくさせて、この時に目があった!と思った女子は多いはず。
白いフツウのタオルで「ロンドンも暑いけどここは暑い!」とか言いながら汗をグイグイ拭いてるのもグーでした(笑)。
そして友達はダンの横分けっぷりに仰天。そうかな???

自分でもこんなに楽しめるとは意外で、驚くことにCardigansを見た後でも頭から離れず、帰りの電車の中でも次の日もその次の日も…今日までしきりに私の頭の中をグルグル…。「しつこい!」と自分に怒りたくなるけども、でもiPodでも真っ先に聴いちゃうし、すっかり旋風を巻き起こしています。

The Feeling
<セットリスト>
I Want You Now
Helicopter
Sewn
Never Be Lonely
Rose
Fill My Little World
Join With Us
Love It When You Call

歌詞はこの辺でどうぞ。

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