Funny How MUSIC Is...

洋楽と一緒のこの暮らし。Cardigansのことなら何でも聞いて!Queenも好き。Feelingも温かく見守ります!

年末に聴いた曲

2013-01-09 16:15:38 | The Cardigans
秋冬になって個人的ピアノ曲の流行がありました。

そんなことはすっかり忘れて、年末にCardigans初期を聴きました。
その中で殊更耳にとまった曲がありました。
ピアノ曲がありますね~。

「After All...」です。
「Emmerdale」の中のごくごくシンプルな短い1曲。
メロディもピアノも簡単で、曲全体が穏やかで繊細にできていて、乾いた切ない歌詞が引き立っています。

昔から数え切れないほど聴いていたのですが、特に一節にドキっとするんです。
「You can hear the words
See behind the words」
っていうところ。
小説「こころ」好きな部分と共通点があると思われます。
言葉の裏をね~…(しみじみ)。

色々疲れてる時に聴きたくなるんだけど、逆に繊細すぎてしまうなと思うことも。
年の瀬は体は疲れてたけど精神的には解放感を味わってたので、ちょうどよかったのかな。

「ピアノ曲特集」には不十分なくらいピアノが主役に躍り出るわけじゃないのですが、こんな存在もあり。
ギターももちろんいいけれど、その中にたまにはピアノもあり。



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8 コメント

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Unknown (100%apple)
2013-01-10 02:14:49
ちいさん、
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もお邪魔させて頂きます!どうぞ宜しくお願いします!

after all ですか!!
もうこれはホントに素晴らしい曲ですね。こんな言葉で表すのは
単純すぎて申し訳なく感じる程です。
わたし、今回久しぶりどころじゃなく、何年ぶりかに聴きました。
エマーデイルの頃は、自分がまだ学生の頃で、after allより他のタイプの曲の方が、より好きだったりしました。でも、以前も他のスレッドでお話しした様に、歳を重ねるにつれ、自分の感性も次第に変わり、よりシンプルなものの魅力が分かったり、以前とは違う様に感じたり。after allは、まさにそういったものの1つです。
今日本当に久しぶりに聴いて、感動しまくりでした!こんなに短くて、こんなにシンプルなのにビックリするくらい美しい!

本当に良いものって、なにも足さなくてもいいんですね!ヴォーカルとピアノだけで充分です。改めて、ピーターのコンポーザーとしての才能にただただ尊敬です。
でも、ある一方で、完璧ではなく、どこか抜け間のある演奏と
ニーナの声が、よりこの曲を味のあるものにさせている様に
思います。

今日はとっても懐かしい気持ちになりました。

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Unknown (ちい)
2013-01-10 09:55:33
100%appleさん、あけましておめでとうございます!
こちらこそ、今年もよろしくおねがいします。
まだまだ体が正月休みから抜け切れていませんが、
寒いし、気合を入れないといけないなと思うこの頃です。

今回はこの曲を聴いて「そういえば」って思いました。
Cardigans初期を聴くことは結構あったはずなんですが、
好きだった割に最近では気に留めてなかったのかもしれません。
特にエマーデイルだと他にも印象的な曲は多いし。
だけど、合間的な存在の曲でも小粒でいい曲っていうのもありますね。
表向きなヒットにはなりえないけど、だからこそ、みたいな。
特に仰る通りに「足りなさ」もまた魅力ですよねー。
声量ある歌手がちゃんとやりきってたら老けた貫禄ある曲になっちゃいそうですね。

ところで、Other Sideのギターの方のもいいですよねー!
今の気分はこちらの方が好きだったりして。
ピアノ版がアルバムには合ってるけど、ギター版も眠らせてはダメでした!
ピーターのギター1本っていうの、渋くて素敵~。フフ。
100%appleさんもよかったら今日はギター版も聴いて下さい(道連れ。笑)。
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Unknown (100%apple)
2013-01-10 16:20:09
ちいさん、
早速道連れされてしまいました!(笑)
the other side of the moonのafter all今日聴きました!
わたし、このアルバム実は大好きで(Bサイド集なだけなのに)
かなり思い入れがありました。なのに久しぶりに聴いたもので、
こんなバージョンがあった事をすっかり忘れていましたー!!
ホントに好き??
って自分でつっこみ入れてしまいましたが、、

このバージョン、ぜんっぜん違いますね!
テンポも少し早いし、何よりニーナの歌い方が全く違いますね!
意図的に?なのでしょうか、バックの音に対して、ヴォーカルの
音量が大きいと感じました。対するオリジナルの方は、ヴォーカルが小さく感じます。
その効果があってか、オリジナルの方がよりメランコリックで切ない感じが強く出ているなぁって思いました。
歌い方や楽器によってこんなに変わるんですね。

ギターバージョンも勿論素敵ですが、ピアノバージョンがオリジナルになったのは納得ですね!その歌が求めている音の選び方は、ホントにアーティストのセンスですもんね。彼らはいつもベストな形で届けてくれている様に思うんです。

ちいさん、少し話が変わりますが、アルバムは全て日本版ですか?
もしそうなら、ライナーノーツを是非もう一度読んでみて下さい。
わたし、今回、ちいさんがきっかけでカーディの初期の頃の物を
見ているのですが、エマーデイルとライフのライナーノーツ(小田島久恵さん)が感動的にいいんです。
彼らの事をとてもうまく表現しています。すごく共感しましたし、その頃の音楽シーンも思い出して、すごく懐かしい気持ちになりました。当時読んでいたよりも、何年も経った今、なぜ自分が彼らの音楽が好きなのかがよく分かりました。
また、良かったら見てみてください。
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Unknown (ちい)
2013-01-10 17:04:00
100%appleさん、同じ道へようこそ(笑)。
ありがとうございます☆

Other Sideっていいですよね!
ウラな曲でもいいものばかりなんですよね。最初のWarからして大好きです。

ギター版は基本そのものは全然変わらないのに、結構違うものですね。
こちらはもうちょっとでLGBDに入ってもいそうです。
ピアノ版はその音を推したんでしょうかね?
音と歌のバランスも考慮して違えてきたんでしょうか。
どちらかだけ聴いても曲に対する印象は変わらないくらいだけど、
両方聴き比べると好みが出ることもあるかもしれませんね~。

私は「Life」は日本語版です。
たしか、どんなところで集まって~…みたいなことが書いてあったような。
若いのに…って書いてありましたっけ?
思えばCDさえろくに開けてませんでした。いかんいかん!
急ぎ、見てみます!
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Unknown (100%apple)
2013-01-15 19:07:53
ちいさん、
ライナーノーツについて少し書いてみます☆

エマーデイルより
『東京の渋谷で、カルチャーが生まれつつあるのは喜ばしい事なのかも知れない。しかし、その反面思う。ポップスとは、ある意味でもっとパーソナルで孤独な感情に訴えるものではないかと。つまり、こういう表現はちょっと変かも知れないが、ひとり部屋の中で本を読んで、その内容の悲しさにしくしく泣いてしまうような切ないものでもあるのではないかと。

アルバムを聴いて、なんだか初めて聴いたとは思えない様な懐かしさと親しさを感じた。情緒に訴えかけるメランコリックなメロディーと繊細なギターの音色、フルートやクラリネット、リコーダーといった管楽器を多用したアレンジ、オルガンやヴィブラフォン、ブラシを使ったジャージーなヴァリエーション、そしてヴォーカルのニーナの感情を抑制したヴォーカリゼーションは、聞き手にごくごく個人的な感動を呼び起こす。

わたしは彼らの演奏を、デパートの屋上か本当に小さい、演奏者の呼吸が聞こえる様な小さなライブハウスで見てみたいと思う。そして、あまり沢山の人に彼らの音楽を知って欲しくないとも思う。カーディガンズの奏でるセンシティブなポップスは、わたしの個人的な記憶と悲しい小事件とシンクロし、他の大勢のリスナーと一緒に楽しみたい気持ちをいとも容易に奪ってしまうのだ 』

私の好きなところを抜粋させてもらいましたが、ちいさんいかがでしたか?
私は、共感しすぎてしまいました。
カーディガンズを初めて聴いた時、懐かしいというか、初めて聴いたのに妙に距離感が近くに感じて、自分の中にすっと入り込んでしまいました。知りもしないスウェーデンなのに同じ様なものを見て生きて来た様な感じを受けてしまいました。それがわたしにとっての彼らの一番の魅力で、自分の感情に触れてしまうってことだったんだと改めて気付きました。



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Unknown (ちい)
2013-01-16 10:24:06
100%appleさん、こんにちは!

エマーデイルのライナーノーツ、ありがとうございました☆
ライフの方は家で読みました。
数年間聴き込んだ自分の中にあるぼんやりとしたものが
ズバリ書かれていることにびっくりしました。
100%appleさんの仰ってた通りで、当時のことを思い出しながら
読んでいくと、とても懐かしく、共感できました。

誰がどう書いていようと、私の知ってること、思ったことがそれだ!という
意地みたいなものがあって、いつからか全然ライナーノーツを
気にしなくなったんです。
うーん、アルバムを聴く前に読んでたのがそもそも原因かもしれない。
しばらく聴いて、よく知ってから読んでみたら、楽しいのかな。

エマーデイルのライナーノーツだけど、ライフだと言われても通じそうですね。
その部分がバンドの音楽の核心だったということでしょうか。
あんな絶妙な繊細さがあるバンドはなかなかいませんねぇ。
特にエマーデイルなんて繊細そのもの。
非現実的なのに、訴えるものがすごく近しいんですね。
これ見よがしに訴えてこないから、私にも馴染めたのかなと思います。
今になってみると客観的になれて色々考えられますね。
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Unknown (100%apple)
2013-01-16 17:49:03
ちいさん、
ほんとズバリでしたよね(笑)
私も、ライナーノーツというものは、時に押し付けがましくて、
いらないなぁ…なんて思う事もあるのですが、カーディに至っては、なぜかどれもいいんです。

余談にはなりますが、内本順一さんも、今回のサマソ二を見に行かれてたらしく(昔のカーディ担当。ライナーノーツも書いてました)本当に久しぶりにステージ上の彼らを見て、昔彼らといた頃の良き思い出が蘇って、涙がでました。ってネット上に書かれていました。きっと、彼らの音楽がホントに好きで、彼らを理解している人だから、リスナーと同じ目線になって、共感出来るライナーノーツが書けるのかなって思いました。

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Unknown (ちい)
2013-01-17 10:25:39
100%appleさん、こんにちは♪

出る前に聴く側と、きっかけがあってCDを手にする側と、
同じものを共感できるって素晴らしいですね。
アルバムはいつでも聴けるけれども、そうなると
だんだん自分の思い出や鼻歌や、記憶の中のバンドが大きくなって
客観的な実際の音楽が遠のいていくと思うことがあります。
そこでライヴを見たり、意を決して新たな気持ちでアルバムを聴いてみると、
昔の記憶と一緒に新しい発見まで伴ってきたりしますね。
日常に溶け込んだ色々なアルバム、曲を今一度じっくり聴いて、
私も理解できてるか確認したいなと思いました。
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