チャンスがなくなった

中村勘三郎さんが亡くなったニュース速報で目が覚めました。

私は学生時代に日本文化の授業が好きで色々選択していたのですが、その1人の先生が中村勘三郎さんが最高だとおっしゃっていました。
その先生の専門は能なのだけど、あまりそう見えない頭脳明晰すぎててサバサバしたかっこいい女性でした。
昔、すごく有名な名人の方の公演に行きたかったけれども学校があって行けなかった。その内にその人が亡くなって、見られずに終わった。だからこんな授業なんかどうでもいいから見たいものがあったら絶対に行きなさいね。
そう言っていました。

まさにそれです。行っておけばよかった！涙。
歌舞伎。授業や家のTVでは色々見ましたが、長いナマは抵抗があって、まだ見に行ったことがなかったんです。
その先生によると中村勘三郎さんはアクロバティックが特に上手で、役者らしいとのこと。
ならば江戸時代の歌舞伎役者が現代に現れたようなものだろうとイメージして、見に行くなら勘三郎さんだと思っていました。どうだすごいだろうっていうんじゃなくて、楽しんでねっていう心意気が見えるところが好きだな～。
でもチケットなかなかとれないみたいだし、いくらでも通り過ぎるタイミング…。
そういっているうちにこれです。

色々うまくいかないけど、観たいものがあったら観ておいた方がいい。私もそう思います！

仙台の旅＜その4＞

松島で船に乗った後、瑞巌寺へ行きました。
遊覧船乗り場のすぐ側です。

伊達正宗の菩提寺だそうです。
本堂が修理中ということで、庫裡と正室愛姫の御霊屋が公開されていました。
「愛姫」っていう名前からして可愛いのですが（しかも大河ドラマではゴクミだったって）、そのお墓も江戸時代のお姫様の駕籠のような、黒漆に華やかな装飾がされているものでしたよ。

宝物館にも入ってみました。
あの甲胄を着た正宗像がありました。
有名な銅像のある青葉城跡には行かなかったのですが、これは見ましたぜ。


折しも紅葉がグッドタイミングで、とてもきれいでした！
うまいこと写真にとれなくて残念です。
まず門の所には鮮やかな黄色に輝くもみじがあって、愛姫の御霊屋に行く途中にあるお庭（？）と山には大きなもみじが。
夜にはライトアップもしていたそうです。

すぐそばにある円通院もまた紅葉のお庭が外からも見えました。
こちらも人が沢山いましたよ。
紅葉を眺めながら静かに座っていたら心が穏やかになるな～。

以前、瑞巌寺のお守りを頂いたことがあってまだ持っているので、何も買わないでいいかな～と思っていると、思わず飛び掛かりたくなるおみくじを発見！
だるまさんです。紅白のだるまさんがゴロゴロと箱の中にいて1つをピックアップします。
選挙あるし（？）。やっぱり赤を選んで、中に入ってるおみくじを…末吉。縛ってきました。
石の上にも三年ですよね。大吉になるまで辛抱強く頑張ります、師匠！

仙台から松島に移動して、ここまで午前中の話。色々なことがありました。
なんとなく駅の方へ歩いていたら、あまりない電車が丁度来たのでお昼に仙台へ戻りました。
カキがお好きな方はきっと食べに行くと楽しいです。

私にも！

いや～、また年を取りました。

いくつの人でもめでたいものだと思うんです。無事でいたことが。

だけど。今年はなんだかゾワゾワします。
今までも、その時の自分の無力さを恐れていたけど、今回はそれとは違う気がする。
さすがにこの1歳の差は大きいのかも～。
Feelingを見ても、年取ったな～と思うこの頃（本当に。笑）。
同年代として自分もそれだけ老けたであろうことを覚悟しなくちゃ！…笑。

誕生日が近い親戚の子への私の家族からのちょっとしたプレゼントを買いに行っていた時、たまたま寄ったスワロフスキーにて、思わず足が止まりました。やっぱりキラキラに目が行っちゃうのよね、ホホホ。
前からちょっと可愛いんだけど私には性格的に似合わないだろうと思っていた指輪を薦められて、ものすっごく心が揺れました！
しかも目の前にはずっとひそかに狙っていたペンが。
でもな～、年末は何かと物入りだし～、フィギュアとか観に行っちゃってるし～、今日は私の買い物じゃないし～…。
ブツブツ言っていたのですけれども、急に「何で親戚の子に買って私がダメなのよ！」と心の中の私（悪魔か天使か？）が叫んだので、買っちゃいました！

と言っても指輪じゃなくて、ボールペンです。
パイロットの替え芯があればOK。安心して使い続けられます。
普段はゲルインク派なんですが、ボールペンは必要ですからね、買わなくちゃと思っていたのです。

さっき用もないのに出して見ちゃいました。笑。
スワロフスキーのガラス粒がいっぱい入っているのです。
やっぱり可愛い。ニヤリ。

それ相応の知性と柔らかさと、それから、人の話を聞けるようになりたい！（というより話が記憶に残らなさすぎ。）頑張ります。