63歳男性。腹痛・嘔吐・腹部膨満。
昨日内科新患を受診した。担当の医師(大学病院からの応援)から診察して、私に腸閉塞の患者さんが来てますと連絡がきた。一昨日の昼から上腹部違和感があり、午後7時に上腹腹痛がひどくなり、腹部膨満もあった。近くの病院を受診して痛み止めを処方されて帰宅したが、症状が悪化した。昨日の午前2時に嘔吐(食物と消化液)して、腹部膨満は軽減した。
中学生の時に虫垂切除術を受けている。腹部全体に圧痛があるが、腹膜刺激症状はなかった。白血球が軽度上昇していたが、生化学検査はほぼ正常域。腹部X線でニボーを認め、腹部造影CTを行った。小腸が拡張して消化液の貯留を認めた。大腸は拡張していない。上行結腸外側に少量の腹水がある。回腸の回盲部近傍に壁肥厚を認めたが、閉塞はしていない。
昨年12月に大腸癌検診で二次検査となり、大腸内視鏡検査で大腸ポリープが見つかり、内視鏡的に切除(EMR)されている。したがって腸閉塞をきたす大腸癌はない。虫垂切除術後の癒着性腸閉塞とも思われたが、本当にそれでいいいのか。以前、内ヘルニア(回盲部ヘルニア)の患者さんを経験したが、その時はCT画像で診断されており、今回の患者さんの画像は違うようだ。
外科医に診てもらって腸閉塞として外科病棟に入院になった。入院後に腹痛が悪化して、絞扼性腸閉塞疑いとして腹腔鏡下手術になった。回腸の回盲部近傍は絞扼されたような所見があったそうだが、手術時には絞扼されていなかった。虫垂切除術による索状物もない。腸管壊死もないので腸切除は行わず、そのまま閉腹となった。その後腹痛はないという。絞扼性腸閉塞の手術をすると、全身麻酔によって腸管の緊張がとれて、開腹した時にはすでに治っていることもあると以前聞いたが、そういうことなのか。
昨日内科新患を受診した。担当の医師(大学病院からの応援)から診察して、私に腸閉塞の患者さんが来てますと連絡がきた。一昨日の昼から上腹部違和感があり、午後7時に上腹腹痛がひどくなり、腹部膨満もあった。近くの病院を受診して痛み止めを処方されて帰宅したが、症状が悪化した。昨日の午前2時に嘔吐(食物と消化液)して、腹部膨満は軽減した。
中学生の時に虫垂切除術を受けている。腹部全体に圧痛があるが、腹膜刺激症状はなかった。白血球が軽度上昇していたが、生化学検査はほぼ正常域。腹部X線でニボーを認め、腹部造影CTを行った。小腸が拡張して消化液の貯留を認めた。大腸は拡張していない。上行結腸外側に少量の腹水がある。回腸の回盲部近傍に壁肥厚を認めたが、閉塞はしていない。
昨年12月に大腸癌検診で二次検査となり、大腸内視鏡検査で大腸ポリープが見つかり、内視鏡的に切除(EMR)されている。したがって腸閉塞をきたす大腸癌はない。虫垂切除術後の癒着性腸閉塞とも思われたが、本当にそれでいいいのか。以前、内ヘルニア(回盲部ヘルニア)の患者さんを経験したが、その時はCT画像で診断されており、今回の患者さんの画像は違うようだ。
外科医に診てもらって腸閉塞として外科病棟に入院になった。入院後に腹痛が悪化して、絞扼性腸閉塞疑いとして腹腔鏡下手術になった。回腸の回盲部近傍は絞扼されたような所見があったそうだが、手術時には絞扼されていなかった。虫垂切除術による索状物もない。腸管壊死もないので腸切除は行わず、そのまま閉腹となった。その後腹痛はないという。絞扼性腸閉塞の手術をすると、全身麻酔によって腸管の緊張がとれて、開腹した時にはすでに治っていることもあると以前聞いたが、そういうことなのか。