83歳女性。来院時心肺停止。
陳旧性心筋梗塞・慢性心不全で循環器科に通院していた。家族と昼食を食べて、自室で寝ていたという。家族が出かけて、午後3時過ぎに帰宅したが、呼びかけても反応がないのに気づいて救急要請した。救急隊到着時、心肺停止・瞳孔散大であった。心肺蘇生術を施行して当院に救急搬入された。すでに体温が低下して冷たくなっていた。心肺蘇生術にまったく反応なく、心肺停止してから相当時間が経っていたと判断された。家族に話をして、心肺蘇生術を中止して、死亡確認した。
頭部CTで脳出血などはなく、胸腹部CTで著明な心拡大・肺浮腫があり、蘇生術の影響を割り引いても、心不全の悪化が明らかだった。心肺停止には違いないが、実際は心不全の悪化で死亡していたのを発見したという状況だった。
陳旧性心筋梗塞・慢性心不全で循環器科に通院していた。家族と昼食を食べて、自室で寝ていたという。家族が出かけて、午後3時過ぎに帰宅したが、呼びかけても反応がないのに気づいて救急要請した。救急隊到着時、心肺停止・瞳孔散大であった。心肺蘇生術を施行して当院に救急搬入された。すでに体温が低下して冷たくなっていた。心肺蘇生術にまったく反応なく、心肺停止してから相当時間が経っていたと判断された。家族に話をして、心肺蘇生術を中止して、死亡確認した。
頭部CTで脳出血などはなく、胸腹部CTで著明な心拡大・肺浮腫があり、蘇生術の影響を割り引いても、心不全の悪化が明らかだった。心肺停止には違いないが、実際は心不全の悪化で死亡していたのを発見したという状況だった。