70歳半ば女性。肝硬変・肝癌
下肢の浮腫で内科クリニックを受診した。胸部X線で胸水を認め、心不全として利尿剤の投与を受けて、心エコーの予約をしたそうだが、受診しなかった。浮腫の悪化と息切れで、そのクリニックを再受診したが、外来でみられる状態ではないため、当院循環器科に連絡があり、救急搬入された。胸水と腹水と全身浮腫があり、心嚢液も貯留していたが、心機能は良好だった。
黄疸・肝機能障害があり、HBs抗原が陽性で、腹部エコーおよび腹部CTで肝右葉に巨大な腫瘤を認めた。肝臓自体の辺縁は凹凸があった。B型肝炎からの肝硬変・肝癌と診断された。門脈腫瘍塞栓もありそうだ。末梢血管が浮腫で見えず、CVラインを挿入して消化器科に入院となった。
ふだんは病院に行ってなかったそうだ。ここまで進むと治療はむずかしいだろう。胸腹水や浮腫を多少でも軽減させることができるだろうか。
下肢の浮腫で内科クリニックを受診した。胸部X線で胸水を認め、心不全として利尿剤の投与を受けて、心エコーの予約をしたそうだが、受診しなかった。浮腫の悪化と息切れで、そのクリニックを再受診したが、外来でみられる状態ではないため、当院循環器科に連絡があり、救急搬入された。胸水と腹水と全身浮腫があり、心嚢液も貯留していたが、心機能は良好だった。
黄疸・肝機能障害があり、HBs抗原が陽性で、腹部エコーおよび腹部CTで肝右葉に巨大な腫瘤を認めた。肝臓自体の辺縁は凹凸があった。B型肝炎からの肝硬変・肝癌と診断された。門脈腫瘍塞栓もありそうだ。末梢血管が浮腫で見えず、CVラインを挿入して消化器科に入院となった。
ふだんは病院に行ってなかったそうだ。ここまで進むと治療はむずかしいだろう。胸腹水や浮腫を多少でも軽減させることができるだろうか。