年始の1月6日(月)に入院予約が入っていた。大学病院からの転院予定だった。当院としては、受けるのは年明けにしてもらったということのようだ。
12月16日(月)に発熱・呼吸困難で当院に救急搬入されていた。ふだんは2つ隣の町の診療所に慢性閉塞性肺疾患(COPD)で通院している。当院としては初診だった。
夕方に搬入されて、救急当番だった先生が搬送先を探していたのを見かけた記憶がある。患者さんはインフルエンザに罹患して、肺炎も併発していた。肺炎自体は重症ではないが、COPDの増悪・CO2ナルコーシスになっていた。
血液ガス分析で、PaO2 92.2・PaCO2 137.0・pH 7.018と著明な呼吸性アシドーシスに陥っている。(投与酸素量が多すぎるのはある)
何とか大学病院救急部で引き受けてもらって救急搬送となった。道中よく無事だったものだ。
大学病院では到着後すぐに気管挿管・人工呼吸となっていた。その後感染症は改善したが、すぐには人工呼吸器離脱ができず、12月25日に気管切開を置いていた。何度か離脱を試みたが、できなかったという記載がある。
当院転院後は、「人工呼吸離脱に向けてのウィーニングをお願いします」とあった。搬送した先生の担当になるが、転院後もかなり大変なのだった。
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