Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

グラントンベリーのケイト・ブランシェット

2023-06-26 11:11:49 | スパークス

前回、精神的にしんどい状態は絵に表れるものなのか話からなったのですが、今回のスケッチを仕上げてみて、しんどさが抜けた状態はやっぱり絵に出るかも、と思いました。

と言うのは気のせいかも知れませんが、このケイト・ブランシェットは、イギリスの音楽フェスでも老舗にて大規模なグラストンベリーにて、スパークスのステージで共演した時のステージ袖で自分の出番が終わった後ライブを見つめる姿です。彼女自身も、そのライブは全英にBBCiPlayerで生配信された直後ですので緊張が溶けたこともあるでしょうが、オスカー俳優の美女であると同時に目がハートになってる我々ファンガールと同じ表情が浮かんでいました。

数ヶ月前に発表されて話題となっていたスタジオ録画のPVと同じ衣装で(メガネはライブでグリーンになってる!)ステージで踊ったケイトの存在感はビデオよりさらに大きくインパクトがありましたが、ヒーロー姿よりもファンの顔のこのケイトを描きたい!と言う気持ちで描いた絵。

色々プラスするよりも、マイナスして絵を描きたいなと思ってた昨今の私の心情にもぴったりだったので、スカスカした抜け感を出せた気がします。でも美女感はキープして、ときめく乙女心を顔と手の表情に込めました。

と言うことが通じたのか(?)@ではスパークさん公式には送ってないのにハッシュタグだけで見つけてくれたみたいでリポストしてくれました。偶然かも知れないけど感動・・・

 


イラスト更新

2023-06-23 20:49:35 | スパークス

実はイギリスから帰って来た頃にちょっとショックなことがありまして、その感覚を感じたくないが故にイラストを描くのに逃避していました。このように書けるほどにはだいぶ精神的痛手から回復しました。どういう心境で描いたか絵から滲み出るものかはまだ判断できませんが、記録。

こちらはロイヤル・アルバート・ホール2日目の集合写真です。私も写り込んでいますがそれはさておき、ツアーバンドのみんなもしっかり入ってて可愛いので描きました。どの会場でも必ずこの写真撮るけど、バンドは入ったり入らなかったりなんです。左から2番目のEli Pearl、頭に被ってるのタオルみたいなんですけど、ギター&バックヴォーカルの人なんですけど、お茶目なんで彼を特に描きたかったんですね。そしたら彼がInstagramでストーリーにリポストしてくれたんです!よかった、愛が届いた。

こちらはパリの駅に設置された誰でもピアノで演奏するロンとラッセルのラフスケッチ。

上のと同じ集合写真(場所はユトレヒト)で悪ノリしてた3人です。わけがわかりませんね・・・

私のスマホステージ写真から1枚。WOWの時の振付。自由自在に動き回っているようで、基本の振付は決まってるラッセルです。

下はベルギー/ブリュッセルの名物ワッフルとチョコレートを各自フィーチャーした写真をアップしてくれたのが可愛いので2枚をまとめて描いてみました。

巨大なワッフルがシュールに見えたので「シュルレアリズム」と言うクレジットがすぐに頭に浮かびましたが、同じく巨大なチョコレートを見せているラッセルはなぜかシュールでも何でもない。笑っちゃうような「〜〜イズム」で対抗したいなと思ってこの言葉が浮かびました。実はミニマリズムと反対語を造語したつもりでしたがちゃんと存在する言葉でした。しかもラッセルにピッタリ・・・と自分では思っています。

絵はここまでで、もう追い詰められたように描かなくてもいいと思うようになりました。

 


ロイホで英国

2023-06-21 18:01:49 | イギリス

ロイヤルホストが英国フェアをすると言うので、早速行ってみました!

夕飯に選んだので「英国風PUB小皿」と言うちょっと首を傾げるネーミングのセットを。2893yen(税込)でしたが2838yenの店舗が多いそうで、都心の値段は家賃が上乗せされているのだろうか?ま大差はないです。

中身は時計回りに「コロネーション・チキン・サラダ」「フィッシュ&チップス」「コーニッシュ・パスティ」「シェパーズパイ」「ベイグドビーンズ」。とパブメニューぽいセレクトを少しずつ食べたい人向けですね。ビーンズがインド料理のような小皿に乗って出てくるのが日本アレンジらしい心遣い。イギリスだったら他の料理と仕切りなしで出てくるからソースがパイにもかかっちゃう。しかしこのビーンズは見ての通りソースが固まるくらい保温機に保管されていたようでソースは流れません。味には影響なしですが食感は変わります。

その他率直な感想は、シェパーズパイが本場のさながら味があまりしなかったこと・・・だけどイギリスならば塩コショウなどの調味料はテーブルに乗ってるので好みでかけられるところロイホにはなし。塩コショウくらいは頼めば持ってきてもらえるかも知れないけど私はそのままいただきました。なぜなら先に味の濃いものを食べてしまうと他のお料理の味がわからなくなるからです。それからパスティのクラストがパイやペイストリーのような薄い層になってるのが繊細でした。これがショートクラストと呼ばれるタルト生地みたいにみっしり身の詰まった生地ですとなかなか食べ応えあり重くて他のもの食べられなくなります。

ロイホアレンジされているとのことですが、全体には現地に近いものができていると思います。ただ量が量で今完食して2時間ほど経過しましたが、まだ苦しいです。食べ過ぎ注意。お持ち帰りできるらしいので。

先日マンチェスターで食べたイングリッシュ・ブレックファストを貼っておきます。ビーンズのとろみのご参考に...

他のメニュー写真


ロイヤル・アルバート・ホール見学

2023-06-16 23:37:17 | スパークス

ロイヤル・アルバート・ホールは、ヴィクトリア女王の夫君プリンス・アルバートの残した素晴らしい文化建築物です。英国ドラマ「女王ヴィクトリア」ではトム・ヒューズが演じた、女王様でなくてもうっとりしてしまうハンサムで正直で向上心の強いアルバートの遺産でスパークスを観れるとあっては、これを俺得と言わずしてこの単語を使う時は来るのでしょうか?!

と言うことで、麗しのアルバートの魂を注いだ仕事を見るため、そしてリハーサルなんてやってないだろうかという強い下心も加担して、昼間開催されている見学ツアー(有料)に参加しました。ツアーは午前中から30分おきに予約枠があり、一番遅くて午後1時半。これを知って夜7時ドアオープンなのにそんな早くに出演者が来るわけないとガックリ下心は弾ける。

でも昼間から来たおかげで上のような青い空の下のホールが拝めました。いやロンドンの夏の昼は長いので夜7時でもそんなには変わらないんでうけどね。。。そのお向かいがまた美しい王立音楽大学でした。

さて見学にはガイドさんがつき、このホールが庶民の教育を目的とした施設として作られたと尊いアルバートの意向や歴史を教えてもらえました。

テクニカル(音響や照明)リハーサル中でした。

上の写真はロイヤルボックス席のある階。1番底は日本と同じでアリーナ席、その周りがストール、その上にボックス席が3層にあり、さらにその上がサークル席、そしてさらにその上最上階は立ち席でギャラリーと言います。すごい高層ビル。

下がロイヤルボックスからの眺め。真っ正面ではないのです。この席にはステージ側から見える上部中央に王冠オブジェが付いていてそれとわかります。

 

ギャラリーからも眺めは良い。

そしてなんとロイヤルファミリーの控室も見せてもらえました。こちらはその部屋への入り口からの専用階段。

控室にはヴィクトリアとアルバート夫妻から代々の王様と女王様の肖像画が飾られていましたが、まだチャールズはいませんでした。いいよ急がなくて。

女王様はホールで映画のプレミアを見るのがお好きだったそうです。特にジェイムズ・ボンドシリーズがお気に入りだったとか!パディントンは?!

ツアーの後カフェでケーキを。左がロイヤル・チョコレートケーキ、右はロイヤル・フルーツケーキ。アルバート所縁のものと思うと王冠のついたものについ手が・・・

ツアーのおかげでロイヤルな部屋にも入れたし、なんとなく巨大ホールの土地勘が養われその後の本番の緊張も少し溶けたので、もしもチャンスがあったならお勧めです。


コロネーション・チキン

2023-06-13 00:00:00 | イギリス

弾丸旅行で食事は行き当たりばったりだった今回のイギリス。その中で、ハンテリアン博物館(解剖学者で外科医だったジョン・ハンターの標本コレクション/無料)のカフェで「コロネーション・チキン・サンドイッチ」なるものを見つけて気に入りました。

キング・チャールズの戴冠は特にあやかりたい気持ちも起きないけど、先代のクイーンがお気に入りだったという彼女の70年前の戴冠式に由来するお料理とは聞いたことがありました。今チャールズの式にて再び脚光を浴びてるようなのです。とにかく食べるチャンスがあってラッキーでした。

中身はチキンを刻んだものをカレー粉入りのマヨネーズで和え、レーズンやスライスアーモンドをトッピング。これに昨今はマンゴーピューレやアプリコットピューレーも入ってるのが入ってるのが特に私はお気に入りです。アプリコット好き。

これが美味しかったので、グルメなポテチのティレルズの、コロネーション・チキン味というのも買ってみました。

正解!私はカレー以外のカレー味の食品というものにはそそられないのですが、これは美味しくいただきました。日本のカレー味のお菓子とは違うポッシュなポテチ。さすが女王様のお気に入り。