このドラマの製作/脚本のTom Rob Smithは自分のゲイであると公言していて、イングランドでは同性婚も認められた今、自分で言ってるのは聞いたことないんですが、同性の恋愛も異性間の恋愛と同じでいろいろあって、こういうのもある、と提示したかったんじゃないかな。人口比も低いし今まで差別され続けたせいで公にされてなかった分、ゲイ恋愛に縁がなかった人達に見せたいのじゃないかな。ひとつのラブストーリーとして。
London Spyの一部はSmith自身の人生でもある。彼は1979年生まれのゲイだ。「ゲイとして成長し、カミングアウトにまつわるあらゆる問題は経験した。と同時にエイズ危機をくぐり抜けて来た。僕の頭の中ではセックスと死とは一体化している。僕がママにカミングアウトした時はそれは悲しいことだった。彼女は僕がエイズになるんではと心配したんだ。彼女の頭の中でも一体化していたんだね。モラルの観点でというのではなく、子供を失うという恐怖だ。」
スペクター、パディントンに続き、待ちに待ったベン・ウィショーのBBCドラマ「
London Spy」のトレイラーまで出て、こんなに幸せが続くとはオタクファンになって本当に良かったと思いました。本編見るまではどんなひどい事故にあったとしても生き抜く精神力がついた気がします。10年後も20年後もファンでいようと人生設計はないのにそれだけは決めました。