実は私はエミリー・ブラントは好き。
通常私が好きな俳優さんたちはどことなく妖精さんぽいのが共通点なのだけれど、エミリー・ブラントに限ってはそういう意味では例外で、現実味があり、整った美人さんなのに親近感をなぜか覚える、思いっきり錯覚して自分が美化されたイメージとでもいうのかしら・・・
そのエミリーさんが主役、ベン・ウィショーさんも出演なのになぜかずいぶん待たされた感のあるメリーポピンズを早速見てきました!
いやもう!ヨンドゥー!
空からメアリーが降りてきたら、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」見た人には思わず声が出ちゃうでしょう!!
実はね、私がその昔働いていたお洋服ブランドのATSUKI ONISHIではメアリーポピンズ柄を売り出してヒットしたこともあり、そのシーズンのショーではオリジナルのメアリー・ポピンズの映画の曲がかかり、私の中にはオリジナルのメアリーポピンズ像というのはしっかりと焼き付いているにもかかわらず、ヨンドゥーのインパクトは大きすぎました。
それは置いておき、
本編見て、ウィショーさん演じる成長したマイケル・バンクスが主役じゃないの・・・と思わず心の中で叫びました。
歌も聴けたし、なんでもできた奥さんに先立たれ生活能力ゼロの芸術家のパパ役がぴったり!!すごく新しい!
実はお話は「プーと大人になった僕」と同じものーマジカルな子供時代を過ごした人が大人になって生活に追われ窮地を子供のふとした行動で偶然救われるというーテーマやストーリー展開をディズニーさんに続けて見せられた気がしてなんだかなあと思ったのですが、
大人になったクリストファー・ロビンでさえどこかステレオタイプのパパだったけれど、さすがウィショーさんパパは今までになかったダメっぷりなのに存在感のある21世紀のパパという感じがしました。
しかしこの作品プロモーションではメアリーとその友人ジャックが主役でマイケルパパの扱いがとてもぞんざいな扱いを受けている気がしてなりませぬ。
パンフレットを買ったのですが、そもそも共演が大物すぎて(メリル・ストリープ、ジャック・ヴァン・ダイク、ジュリー・ウォールターズ、コリン・ファースetc.)バンクス家の人々は肩身がせまい。
お姉さん役のエミリー・モーティマーもとても良かったです。
その可愛らしい姉弟のワールド・プレミアの時の写真。
インタビューのリンクはこちら。
あと衣装がグラフィカルでとっても私好みでした。ロンドンのブランド「ELEY KISHIMOTO」の服みたいでした。
マイケルの3人の子供たちもそれぞれ個性的で可愛く、長女の子は、コリン・モーガン&ジェンマ・チャンの出ているドラマ「ヒューマンズ」のソフィーちゃんです。売れっ子子役になりましたね〜!