バブル時代から、2000年頃までだったでしょうか?
テレビで料理やレストランに関わるドラマが沢山ありました。
「王様のレストラン」(松本幸四郎)などはその中でも秀逸だったなあ。他に「美味しい関係」(唐沢寿明)とか、「マイリトルシェフ」(阿部寛、上戸彩)などの実写ドラマ、アニメの「美味しんぼ」などなど・・・・・多彩でしたね。それから稲垣吾郎の「ソムリエ」はソムリエと言う名称が認知されたのだ、と嬉しく思ったものでした。
最近は見ないなあ(といっても仕事柄ほとんど見れないのですが)と思っていたら、深夜に韓国ドラマの「パスタ」と言うのが見れるじゃないですか。
この業界にいると「あんなレストラン無いで!!」って言ってしまいがちですが、これがなかなか面白い。ま、青春ドラマですね。
昔の日本のドラマにあった勢い的なものを感じます。
他にも向井理さんの「ハングリー」なるものもあるようですね。少し前には「神の雫」もありました。
暫く間を置いて同じ様な傾向のドラマが現れるのですね。
こういったものが業界のプラスになってくれればいいな、と思います。
ただ若干の注文がありまして、「あまり忠実にしないでほしい」と思っています。
だって刑事ドラマでも現実離れしているから面白いのであって、スポーツ系のものも絶対に出来ない技をするからカッチョいいのです。
そうしたほうが憧れる若い人が増えるのではないかな、と思います。
ちょっとこの道をかじると、却って批判的になってアラ探しをしたくなるものですが、「あまり忠実にしない」出来栄えだと笑って見ていられます。
若い人の人口が減ってきている今、また体力の要る仕事を敬遠する時代です。是非テレビ界の方々には飲食業をやって見たい、と思わせるドラマを造ってほしいなあ、と思います。
しかし、何より私達がシッカリしないといけませんね。実態あってのドラマですからね。
「あんなドラマみたいなことあれへんでえ!!」とか言いながら、今日も頑張りたいと思います。