ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

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 樋口誠

緊張

2012年03月08日 03時57分52秒 | ちょっと休憩

手の平に人と書いて飲み込めばいい、等とよく言いますね。

「樋口は緊張なんてないやろ」と言われることが多いのですが、実は「緊張しい」です。

しかし、日常と違う場所やステージに立つと緊張しない訳がありません。

かつて私も緊張しないようにと気を使ったり、紛らわそうとしたりしました。

残念ながら、そんなことをしても緊張はするものです。

では私はどうしたか、或いは今どうしているか、というと緊張を受け入れるようにしています。

「あ、緊張してる、緊張してるからドキドキしてる。参ったな、こりゃ」位に敢えて緊張を心にすり込んでいきます。

そうすることで緊張状態で自分に何が起こっていて、何が見えていないかを発見できます。

緊張を追いやろうとすると、追いやることに神経を使って、或いはエネルギーを使って大事なことを忘れてしまうのです。

私だけかもしれません。

しかし、かつて大きな舞台で「緊張しないようにしていた」という人が普段と違う動きで硬かった、というのを何回も見ています。

「緊張して大変やった。何も見えへんかった」という人が「いやいや、堂々としてたでえ」と言われているのも何回も聞いています。

緊張はするべきもの、なのですね。「緊張を力に変えて」という金言は正しいと思うのです。

                                                                                     

なぜ急にそんなことを書くかと言えば、実は私が「緊張しい」だからです。

一昨日のコラボディナーでも緊張していたのですが、周りからはそう見られていないようでして・・・・

というか、普段の営業でも実は緊張しているのです。

ま、私のダジャレを聞かされているお客様からは「キンチョーは夏だけにしてくれ!!」って叱られそうですけれどね!!