手の平に人と書いて飲み込めばいい、等とよく言いますね。
「樋口は緊張なんてないやろ」と言われることが多いのですが、実は「緊張しい」です。
しかし、日常と違う場所やステージに立つと緊張しない訳がありません。
かつて私も緊張しないようにと気を使ったり、紛らわそうとしたりしました。
残念ながら、そんなことをしても緊張はするものです。
では私はどうしたか、或いは今どうしているか、というと緊張を受け入れるようにしています。
「あ、緊張してる、緊張してるからドキドキしてる。参ったな、こりゃ」位に敢えて緊張を心にすり込んでいきます。
そうすることで緊張状態で自分に何が起こっていて、何が見えていないかを発見できます。
緊張を追いやろうとすると、追いやることに神経を使って、或いはエネルギーを使って大事なことを忘れてしまうのです。
私だけかもしれません。
しかし、かつて大きな舞台で「緊張しないようにしていた」という人が普段と違う動きで硬かった、というのを何回も見ています。
「緊張して大変やった。何も見えへんかった」という人が「いやいや、堂々としてたでえ」と言われているのも何回も聞いています。
緊張はするべきもの、なのですね。「緊張を力に変えて」という金言は正しいと思うのです。
なぜ急にそんなことを書くかと言えば、実は私が「緊張しい」だからです。
一昨日のコラボディナーでも緊張していたのですが、周りからはそう見られていないようでして・・・・
というか、普段の営業でも実は緊張しているのです。
ま、私のダジャレを聞かされているお客様からは「キンチョーは夏だけにしてくれ!!」って叱られそうですけれどね!!