最近は野菜も沢山あって、業者さんが持ってくるお任せのお勧め野菜は日替わりに近い。
付合せに何が出てくるかは、私も判らないことが多いのです。
お客様に「これ何?」って聞かれても「え~~っと・・・」という事もよくあります。これではいけないのですが、ま、色々な野菜がある、というのは楽しいものです。
さて、その中で比較的定番で出てくるのが「ヤングコーン」です。
といっても缶詰じゃありませんよ。
ふさ付の生をローストした物です。
これが美味し良いんですねえ。
ふさから身の部分をむしり出して頂くのですが、更に美味しいのは身の周りの柔らかい皮の部分です。皮だけど、ちゃんとコーンなんですね。甘くて香ばしい。
コーンに限らず、野菜全般に言えることですが、例えば人参のヘタの部分をかじると人参の甘みがありますし、豆の葉っぱを焼くと豆の香りです。
そういう意味でも、食の世界も変ってきました。
以前は中身だけ頂くようにして、外やヘタは捨てる、若しくは従業員の賄いに回す、という流れだったと思うのですが、そうではなくなって来ました。
美味しい所は捨てない、ってことですね。
皆さん、まだ慣れない方もいらっしゃるかと思いますが、どうぞ皮もヘタも召し上がってください。
が、つまりその意味は私達の賄いに美味しい所が回ってこなくなった、ということですからややこしい。
お客様の為ですから・・・・・・・
さて今日も坂本君、どんな野菜を引っ張り出してくるか、楽しみです。
どうぞお楽しみに!!