ワインの季節感

私はワインの季節感はあまり意識しません。

以前にも書いたことがあるのですが、どの季節でも色々な食材があって色々なタイプのワインが楽しめます。

暑いから冷たい白、とか・・・

寒いから冷えていない重い赤、とか・・・




しかし、その論理で行くと「暑いから冷たいソーメンで」「寒いから熱々の焼肉」ってことになります。

でも実際には夏に「スタミナつけに焼肉いこうや!!」となりますし、寒くても冷前菜は欲しいですし・・・・


勿論、タイプではなく個別銘柄で季節感はあるかも知れませんね。

バレンタインにハートのマークのワインとか、クリスマスに豪華なシャンパンとか、ってネ。

最近10年位では「桜の季節にロゼ」というのが流行りになっています。


私的にはそれをすると「それ以外の季節に飲まない」となるのは心外だなあ、と思うのです。


なんてことを書きながら、先月今月はロゼワインを開けていたりします。

まさに「桜の季節にロゼ」です。

「話がちゃうやんか!!!!」てなもんですが、たまたま、そういう料理が＝例えばブイヤベース的なものetc＝が坂本くんからの情報で出ることが判ったからです。


ちなみに3月から今月前半はローヌのタヴェルロゼ。
ロゼの中では色もタンニンも赤に近いタイプ。

4月用にシシリアのロゼ。
南の太陽をタップリ浴びた、やはり力を感じるロゼです。

あまり冷やし過ぎずにご用意したいと思います。

お試しください!!!!


　　　　　　　　　　　　　　　　　樋口誠