それを言っては・・・・・・

飲食に限らず、どの業種でもある話。

「これは内緒でオマケです」とか・・

「ホントはいけないんですが特別に・・・・」とか

「焼いて食べるメニューですが、勝手に生で食べても死にはしません」とか


色々と「内緒の事情」というものはあるわけです。


しかし、SNSのお蔭でその「厚意」「好意」が無駄になったいることをしばしば見かけます。


「私達にだけ特別に安くしてくれた」・・・・

「今は禁止の生肉のユッケを内緒で出してくれた」・・・




内緒だったら何を出しても良い訳ではありませんが、そういう事はあるんだろうと理解しています。


しかし「内緒のものを出してもらった」「自分だけ安くしてもらった」などを公開の場で書く方は、出してくれた相手がその後大変なことになるだろうことを理解しないといけません。



そむりえ亭でも「オマケ」はありえます。

グラスワインの切り替えの時の「半端な量の残り」とか、
飲み過ぎで「そろそろ終わりにした方が良いんじゃないですか？」的な意味で「これで終わりですよ」とオマケしたり・・・


しかし、それはあくまでも「内緒」なんですね。


少なくても画像入りや出してくれたサービスマンをタグ付したりは言語道断です。

若い従業員で事の重大さに気づいていなくて「タグ付良いですよ!!」と軽く答えている場合があります。
しかしお客様が大人なら躊躇して立ち止まって考えてください。


いや、この話はそむりえ亭での話ではありません。

実はよその店での「お得体験」をサービスマンの写真を見せながら吹聴している人が結構いらっしゃるので「そういう話はやめましょう」と止めさせて頂く事も多いのです。

私の今の年齢と生意気な性格だから言えるのですが、優しい従業員には言えませんね。



また出す方もお客様に「釘を刺す」一言を添えて出さないと大問題になる事もある、と思わないといけません。


昔は無かった拡散の速さです。

時代に合わせたサービスの修正。

必要ですよ!!!


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　樋口誠