神童と呼ばれていました。

私が30歳に近づいた頃、まだ20代半ばだったあるソムリエがいました。

彼はその頃に幾つかのソムリエコンクールで入賞し、92年（彼が30歳の頃）にはあるコンクールで優勝しています。

私達は「神童」と呼んでいました。

知識だけでなくホスピタリティに溢れた男。

そのコンクール優勝時、司会者の英語でのコールが「マサカズ・ミナロモト」と聞こえたことが印象的でした。（実際はミナトモト、です）

一緒にカリフォルニア研修に行って、チャンピオンの彼はCNNのインタビューに堂々と答えていました。

(ナパのベリンジャー.ラインハウスにて)

昨日は彼が師匠or兄貴と慕っていた先輩の「Tさん」と久々に話しました。

まだ61の彼が旅立つとは・・・・

関西のソムリエの相当数がお世話になっているはず。

彼の分まで頑張りましょうね。

さて今日3日はお休みを頂戴します。

4日以降のお越しをお待ちしています。

　　　　　　　　　　樋口誠