近所のマンションの植栽に植え込んであるラベンダーが満開で、あたり一面に良い香りが漂っていた。
もうひとつおまけ……この花を私は子どもの頃 “コケコッコ花”と呼んでいた。本名は“タチアオイ”というそうな。これは白だが、赤い花の花弁をとって鼻の上にくっつけて威勢よく「コケコッコ~~」とやったもんだ。今どき、そんなことしている愉快な子どもは見かけないなあ。
近所のマンションの植栽に植え込んであるラベンダーが満開で、あたり一面に良い香りが漂っていた。
もうひとつおまけ……この花を私は子どもの頃 “コケコッコ花”と呼んでいた。本名は“タチアオイ”というそうな。これは白だが、赤い花の花弁をとって鼻の上にくっつけて威勢よく「コケコッコ~~」とやったもんだ。今どき、そんなことしている愉快な子どもは見かけないなあ。
昨日の午後の飛行機で「逃げて来た」 この表現がぴったりする心持ちの上京だった。
暑かった……暑かった……暑かった……
7月の東京ってこんなに酷い暑さだったっけ……?毛穴がびやあっと全開になって、とにかく汗が全身から噴き出た。いきなりの状況に“汗も”ができて、体中がかゆくなった。びっくり!?びっくり!? クーラーの“涼しさ”ってやっぱり長い時間を過ごせない“涼しさ”で、札幌に戻り肌寒いと感じるくらいの気温にほっとしている。
帰りの飛行機の中からのぞいた日本列島―本州は、どこもここも“天空の城ラピュタ”に出てくるような“入道雲”に覆われ、それが理由ではないだろうがその上を行こうと上昇する飛行機に心が躍った。「お飲み物はいかがでしょうか?」の声に転寝をしていたことに気がついて、窓の外を見ると下北半島のきれいな姿があった。
今朝はゆったりと二度寝を楽しんで、ああ、東京の家族は今も暑さと闘っているのだなあ……と考えた。冬が厳しい北国の人間の我慢強さはよくとりあげられるが、あの耐えきれない暑さを我慢し続けるあの強さ―もっと誇っていい!!