つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

入院つながりで

2011年07月01日 | 日記

姉からメールが届いた……“順調!月曜日退院ー次は8月4日”

そうか、そうか、それならば予定通り日曜日に上京しよう! 節電対策に追われる東京はさぞや暑いだろうなあ……まあ、仕方がない。どうにかなるさ!去年だって、なんとかなった!! 早いなあ……姉ちゃんの病気が見つかって一年が過ぎた。頑張ったなあ~うん、頑張っている!!

入院と言えば、娘の好きな相葉君が自然気胸で入院したそうな……。前にもあったよなあ。

この病気は、若い痩せ型(胸板の薄い)の男子に多く見られるものだ。相葉君、細いからなあ。仕事とはいえもう少しがっちりとした体づくりをした方が、再発しにくいのではなかろうか。
実はうちの長男が以前、この病気で一度病院のお世話になった。私が自分の治療で入退院を繰り返していたとき、治療と治療のはざまで外泊で家に戻ってきたら、息子が「なんか変」とぐうたらぐうたらしていた。自分のことでいっぱいいっぱいの私はかりかりして見ていた。翌朝もまだ「息苦しい」というので、旦那が「念のため病院行ってから、予備校行け!いいな!」と保険証を持たせて出した。
それが、勉強道具と弁当を持ったまま、入院してしまった。びっくりしたなあ、あの時は……同じ病院の3階と4階に親子で入っていた(笑)

自然気胸は何も特別に理由がないのに肺に穴があいてしまった状態なので、とりあえず自然にふさがるか様子を見る。ひたすら安静だ。息子の場合、浪人生ということもあり「勉強に適した状況だわ」と親はのんきに考えていたが、ところがどっこいベッドの上で参考書を広げていた息子に「体に触るからあんまり勉強しないように」と注意が下った。せっかく医学部を出た頭のいい人材がそこらじゅうにいる環境で、それを生かせない……残念だった。とにかくひたすらごろごろしているしかない。若い息子には病気以上に大変なようだった。

彼の場合、幸いに1週間ほどの療養で穴はふさがり、その後も再発はしていない。
今月末にコンサートツアーが始まる人気者の相葉君にゆっくりしなさいというのは難しいだろうが、
「健康な体がないと仕事は続けられない」
これだけは年長者として、また闘病生活をしたものとして、なおまた今病気介護を手伝っているものとして聞き入れてもらいたいと思う。

「私は一人で生きてきたし、これからも一人で大丈夫」「死ぬのはあんまり怖くない」と昨年の今頃いっていた姉。ところが、このごろ「誰も私のことを気にかけてくれない」と訴え、大分気持ちが細くなったように感じている。気持ちが病気に負けることがあるのだろう。
自分の家族がいない姉の場合、仕事にどれだけ救われているか計り知れない。だから仕事も体も二つとも手放してはいけない。病気であろうとなかろうと「毎日笑って過ごす」そのために頑張る……そう思っている。

コメント (4)
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