つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

リーダーシップの怪?

2011年07月08日 | 世の中で起こったこと

首相、失点に「耐性」…重ねても致命傷なく(読売新聞) - goo ニュース

よくわからない。

こうまでみんなが「やめろ」「やめろ」というのにはやはり管さんに首相としての資質にかけるところがあるのだろう。百歩譲ってそうだとしても、たとえば「おれならこうやる」「あの人がやったらもっとうまくいく」と言う人がいないのに、どうしてやめさせることを優先するのだろう。足りないなら補えばいいじゃないか。今、困っている人が目の前にいるのに、どうして力を寄せあわないのだろう……?

日本人の不思議だ。

引き合いにする対象ではないが、娘につられて“嵐”をみるようになって感じたことがある。初めはジャニーズの一連のアイドルグループと思っていた。歌って踊って、かっこよくて、面白くて……ところが彼らの一番の魅力は「仲の良さ」なのだ。それを感じると“ほうっ”と思う。そして、その上でお互いの足りないところを補い合っているのが見えてくる。たとえば、口数の少ないリーダーの大野君。頭の回転の速い桜井君や二宮君、松本君が話を進め、合間に大野君を絡めていく。リーダーとはいえ、ぐいぐいと仲間を引っ張っていくというタイプではない。そんな感じだが、歌と踊りは群を抜いている。それに場を和やかにする雰囲気は大野君、相葉君にほかの3人は叶わないだろう。それぞれがそれぞれの良さを持っている。そしてそういうことに対して、お互いに「これはあいつにはかなわない」と感じていることが伝わってくる。それが見ていて、とても心地よい。

“嵐”にできて、どうして日本の政治家にできないのか……? 比べるべきものではない……それは重々分かっている。 わかっているが歯がゆい! 不思議で仕方がない。管さんに不備があるのであれば、その不備を埋めればいいことではないか。今、やらなければいけないことが山積みされている。そのやらなければならないことを解決することにすべての力を注ぐわけにはいかないのだろうか…? 役不足だろうがなんだろうが、不備があろうが、見ていて気分のいい政治をしてもらいたい。

難しいことはさっぱりわからない。でも、政治で今行われていることは、本来、国のために動く政治家が、それ以外の理由があって動いていると感じさせるに十分だ。それがあって管さんをおろさなければならないのであれば、そういってとっととやればいい。資質に足りないからなどというからおかしなことに見える。

コメント (2)
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