昨年、東京の家でまだ寒くなる前、朝に昼に夜に裏口をあけると顔を出していた “うちのあの仔”
なかなか“イケメン”だが、近寄ると シャ―!! と威嚇する。
野良猫らしい身の処し方で、それ以上近寄って来ないのも有り難いと言えば有り難く、顔を出せば煮干しなどをおすそ分けしていた。
*うちのとらまるさんのブログを読むと、餌を与えて付き合うのであれば避妊をしてやる必要があるのだと思うが、
実家のある地域は、まだゆったりと野良猫の存在を認めている。
札幌も今年は真冬日が多く、寒いが、東京もなかなか寒かった。
「来なくなったの?」と家族に尋ねるほど、“うちの仔” 音沙汰がなかった。
ところが札幌に戻るという日に、裏口をあけると・・・・・・
なかなか堂々とした…多分冬毛のせいだろうが、丸々とした感じの“うちのあの仔”がいた。
嬉しくなった!
「おう、会えたね!」 「ほい、あんたさんは元気にしていたのかい?」 「暖かい寝床があるのかい?」
「私はまたいなくなるよ」 「少し煮干しを食べて行くかい?」 ・・・・・・無言の猫を相手にあれこれ話す。
いつもの通り煮干しを3匹ほど食べて、いつの間にか姿を消した。
東京は今こういう野良の生息形態がおかしくなってきて、狸やハクビシンなどもいる。
実家のある場所も例外ではなく、“うちの仔”も狸との間で餌の取り合いをしているようだ。
狸は群れるから当然、この仔に勝ち目はない。その中を“自活” している。 ん、頑張れよ!!
最後に、予定よりもゆっくりしたが寒い札幌に戻りました。