今週初めに始まった中学校。
学級だよりに、冬休みの思いでを生徒たちから聞いたものが取り上げられていた。
わが子のものはまだだが、いつも楽しいM君のコメントに笑ってしまった。
「新年を迎えたとき、僕はジャンプしていたので地上にいなかった」
うーーーーむ! 深い!!
大笑いしたら末っ子が一言
「Jもジャンプしていたらしいよ」
こんな素敵なことを思いつくなんて、やっぱりこの年頃の子どもはいいなあ~~。
で、分別くさい顔で話す末っ子をちょっといじくって見たくなった。
「あのね、この間読んだ本に出ていたんだけれど、
動いている電車の中でボールを真上に投げたら、電車と一緒に動いて、手元に落ちてくるよね!
網棚にのせている荷物も電車と一緒に動くよね。
これはどこかで電車とつながっているから、慣性の法則でだよね。
じゃあ、扉が開いて、蝿が飛んで入ってきて、どこにも止らないうちに電車が動き出した。
これはどうなる?
M君やJ君がジャンプしていた時、地球は動いていたんだよね。
地上にいなかった二人はどこにおりたんだろう?」
末っ子は、うーむとうなって考え込んでしまった。
「ま、少し考えてみてよ!」と話を終えた。
読んだ本にいろいろな定説が載っていたが、実ははっきりとは覚えていない。
末っ子があれこれ答えを言い出したら、窮していた。
さあ、中学生の柔らかい脳みそが、どんな答えをひねり出すのか楽しみにしている。