北国の生活は、寒くて本当に大変だが、
文明の利器の力を借りて、本当に快適に暮らすことができるようになった。
先日、よくチェックするブログ「札幌日和下駄」さんの更新の中に
があり、クスリと笑わされた。
他にもいろいろあるのですが、
この正月でふと気がついたことがあったので、こういうことって“内地”のひとにはないのだろうなあと思った。
北国の家はとても暖房が利いているのはご存じのとおりなのですが、
新しい家は気密性が高く暖かいため、食料品がどんどん傷みます。
昔の家であれば、暖房が入っていない部屋に置いておけばよかったのですが、
室内外の温度差が結露の原因になるということで、この頃の住宅は家中を一定の温度に保つ工夫がされているため、
りんごもジャガイモもあっという間にしなびてしまいます。
そこで登場するのが二重窓です。
二重窓の間は大体5センチほどの隙間があります。ここの間に置くのです。
餅などは思い切ってベランダにだしてもなあんも問題がありませんが、
凍って困るものはそうはいかないので、この幅5センチほどの場所が冷蔵庫代わりになります。
私の経験ではスキー場で、この場所にお酒やミカンを置いて冷やしたことを思い出します。
凍っても大丈夫な餅はベランダに放置しますが、
そうです!年末年始に回収のないゴミもベランダに放置します。
外が寒くていいなあと思うのは、この季節の生ごみ。あっという間にがちがちに凍っています。
始末がいいのです。
東京の家に行くと真冬でも生ごみの処理には気を遣いますが、北海道ではがちがちに凍っていますからなあんにも心配ありません。
昨年春に冷蔵庫を25年ぶりに買い替え、庫内の広さにびっくり。
娘二人がよく食べてくれたこともあり、ベランダや二重窓保管庫の出番は少なくて済みました。
早いもの、もう新年の4日です。
明日、長女が東京に帰ります。あと一日、ゆっくりできるようにしてやりたいです。