つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

東京でのこと・・・・まずは長男のありさま

2015年01月23日 | 徒然に、

長女が癇癪を起した出来事が昨年末にあった。

いやいやいやいやいや、ほとほとほとほと・・・・心配した。

修士論文で周りのことなど「気にしたくない」長男に手を貸してもらい、

なんとかかんとか事態は終息を迎え、年末長女は年越しをしに里帰りをしてくれた。

長男には「いつもそういう騒動を起こす厄介な妹」という思いがあるのだろうし、

身の回りのことに一切注意を払わない長男の生活は、「ゴミ屋敷」状態で、

そこまではいっていないが大雑把な性格の次女との生活で、

あの古い大きな家を何とか維持しているのは長女の努力によるところが大きい。

 

そんな互いのうっぷんがたまりにたまっているだろうし、

あの古い家は「大人」がいて手入れをしなければどうにもしようがないというもので、

このたびも、子どもたちのガス抜きと家の様子見をかねての上京だった。

 

 

長女は、頑張って落ち着きを取り戻そうとしていた。

相変わらずあの娘が出さなければゴミがそのままになるという哀しい現実に対する愚痴を聞き、

「ゴミ出しなさいよ」と、ばかばかしいくらい当たり前の注意を長男と次女にした。

朝出る前に、誰彼の区別をせずに必ず洗濯機を一度は回し干していく長女の様子を見ると、

この娘なりに兄や妹に一緒に暮らしていく思いを伝えているように感じてしまい、

ああ、やっぱりこの娘が一番不憫だと思った。

わかってやれよ!お前たち!!と思ったが、本当はわかっているのだろうと思う。

やらなければならないことがいっぱいで、二の次三の次になっているのだろう。

 

 

しかし、長男の部屋のごみ溜め化は驚愕した。

昔から部屋の片づけが出来ない子だった。

あまりに散らかすので合間合間に掃除に入っていたが、そういう子だからその時から何をどう動かされても文句を言わなかった。

昨年12月に上京した時は修士論文の最中だからと思い遠慮して、彼の部屋には手を付けなかった。

それがいけなかった。

いやあ本当にこういうことになるのか!!と呆然とした。

「あんた、彼女いないの?

部屋掃除してあげる・・・とか、食事作ってあげる・・・とか、

遠慮しなくていいからやってもらって頂戴!!」

それこそ論文提出の締切間近だったが、構っている暇はなかった。

土曜日の昼が燃えるごみの収集のため、いつも朝からものすごい勢いで家中のゴミをかき集めるが、

彼の部屋に関しては間に合わなかった。  残念。

あの息子、父親と一緒で、

紙を捨てるということをしない。とにかくそのままとっておこうとする。

包装でも、レシートでも、案内でも、

中には大切なものもあるだろうからまとめて捨てることが出来ないのがネックになり、

はっきりしているもの以外はいつも箱や袋にまとめて整理するようにと言明していくのだが、

そういうものが部屋にはもう10個ちかく存在する。

頭にきて「もう一生見ないからそのまま捨てなさい!」と叫んだ。

何しろ旦那の先例がある。

彼も子供のころのあれこれをまだ手放せずにいくつか持っている。

私はもうそれをどうのというのは無駄だと思い、他の場所に入れるのはやめて旦那の部屋にうずたかく押し込んだ。

そうやって押し込んで何年目かようやく先日、その中の一つの半分を処分してくれたのだが鼻高々だった。

ここまでやってもらうのに20年近くの歳月がかかった。

だから長男の「ゴミ」もはっきり言える。

 

どれだけ貴重な資料であろうとも、すぐ取り出せないのであればそれは「ゴミ」でしかない!

捨てろよ!!

 

まあ、論文書くのってあれほど大変なんだとは思わず、気にかけてやらなかった負い目もある。

家が遠いこともあるのだろうが、大学に泊まって何日も帰ってこない日もあったようだ。

その論文がその先への選考材料になるとしたら、軽軽とは書き終わることもできなかったのだろう。

わかるが、あの息子! 本当にもう少し身の回りに神経質になっていいと思う。

よくテレビでそういう部屋を片付けるというものがあるが、頼むからそういうのは受けないでよ!と祈るばかりだ。

 

 

 

ああああああ、あの息子、絶対彼女がいない!

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする