つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

一万円選書…当たった!

2017年10月20日 | 日記

砂川市にある岩田書店さんの社長さんがやっている「一万円選書」というのをご存じだろうか?

 

カルテと呼ばれるアンケートに答えると、社長さんが一人で、

依頼者のために一万円分の本を選んでくれるというサービスです。

 

私、歳をとってから、読書をするのに挑戦というものをしなくなった。

自分の好奇心をくすぐってくれる、読みやすそうな、そんな本を選んでいる。

学生時代なら、勉強のためいやいやでも興味の薄い本を読み切ることをしたが、

この頃ではそんなこともない。

好きそうな本を好きなだけ読んでいる。

本屋さんの棚には、本当にたくさんの本が並んでいるのに、自分が向かう先はいつも同じで、

いつも似たような本を選んでいると感じている。

私なら絶対選ばないであろう本の中にも、きっと面白いと感じる本があるはずなのだ。

 

そこを手伝ってくれるという!!

もうわくわくした。

ワクワクしたが、私が知りえたということは全国の人が注目しているということで、

どうやって申し込むのかわかったときには、もう年に何回かの応募の時期に抽選でという状況でありまして、

年配の社長さんはその後も何度かテレビでお見かけし、

一人一人の本を丁寧に丁寧に選んで、とても大変な日々を過ごしていらっしゃるようだ。

重労働だという本屋仕事、体が続く限りと言われているのを聞いて、

あきらめずに応募してみることにしたのが2年ほど前のことだと思う。

気にかけて、気にかけて、応募がかかると申し込んで、

一度の募集に2000~3000人の申し込みがあるようだ。

簡単にはいかないけれど、選んでもらいたいと思いながら、何度か応募したが

より良い返事はもらえなかった!

それでもあきらめずに、このたびの募集にも応募した!

 

じゃああああああん!当選!!の連絡が来ました!!

 

当たった!と大喜びしたら、クールな旦那さんは「もらえるの?」などと、

とんでもないこと言って、ほんと!ここら辺の価値観が微妙に違うのよねえ…と

思っているが、あいつは置いといて、本当にワクワクしている。

 

カルテと言っても、簡単な問いかけだった。

これまで読んだ本の中から、印象に残っているベスト20冊をこたえてください。

それだけなのです。

それだけなのですが、いざ選ぼうと思うと、なかなかこれが難しい。

10冊ならすぐなのですが、20冊…ああ、どうしよう?あれもよかった!これもよかった!

これを選ぶのならあれも…あれ、漫画や、童話もいいんだよな?

この頃読んだ本と、若いころの読んだ本では印象が全然違う…

と、今あれやこれやと思い悩んでいる。

 

それでもとても、とっても楽しみにしている。

どんな本を選んでくれるのだろう?

本を選んでもらえたらまたお知らせしたい!

 

 

 

 

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泣けてくる…

2017年10月20日 | 日記

うちの旦那、本当に人柄はいいのだが、

こと「稼ぐ」ということに関して実に淡泊で困る

どんなにお尻を叩いても

「一生懸命にやっているけれど、結果を出せていないから何を言われてもしようがない」

とかわしてしまう…で本人至って傷ついている

役人の娘で、生活に困った経験がなかった私は、

旦那さんと一緒になって初めて集金の人に「今お金がないのです」と言い、

その日の500円をどうしようかと頭を悩ませた

よくやってきていると、私も旦那も思うが、

やってこれたなりに理由があり、裏返せば、「旦那の人柄の良さに助けてくださる人がいた」

ということにつきます

そんな大事な人の中に、こちらで知り合ったアメリカ人がいます

今もですが、彼は、酒場をやっていて、

学部は違うけれど同じ大学出身と聞いて「先輩」「先輩」と旦那を立ててくれ、

仕事に困ったときにはアルバイトをさせてもらった

 

クリスマスシーズンになるとサンタクロースの格好をして、

それがとてもよく似合った友人には、うちの子どもたちと年を前後する子どもが二人いて、

ハーフのちょっとエキゾチックなムードのある、とてもかわいいお子さんで、

とてもかわいがっていて、…

 

哀しい知らせが届きました

その目の中に入れてかわいがって、少し甘やかしすぎと周りに言われていた、

そのかわいいかわいい娘さんが、交通事故で亡くなってしまった

すこし、やんちゃになって困っていると聞いたのは成人する前のことで、

ああ、それでも、それでも、

どんな事故にあったのかは聞いていない、それでも、

たとえ彼女に非が大きくても、どんなに悪くても、

それでも友人夫婦の慟哭が腹に響いてくるようだ

なぜ、死んだ!!なんで死んじゃった?

どんなになっても生きることにしがみついてほしかった

 

 

 

ああ、旦那と二人、どうしたらよいのかと、途方にくれている

何も慰める言葉が見つからない

ダメだよ…親より先に逝ってしまっては、

何より、こんな理由で親より先に逝ってしまっては、ダメだよ

それしか思い浮かばない

 

 

 

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